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新入社員の声


2010.Feb

■原寸工場にて、図面から読む設計の意図  

小池:入社後2ヶ月間の新入社員全体の研修、そして配属先である輸機・インフラ本部の研修を9月まで受けて、10月から配属部署である製造部の勉強として、原寸工場で設計図面を製作データにする仕事をしています。設計図は適当なサイズに縮小して作成されているので、実際に製作するときには、原寸のデータが必要になります。そこで、私は図面を読み、原寸工場の方々に質問しながら、製作に必要な情報を割り出して製作用の図面をつくっています。

千葉:設計は部分ごとに図面が作られているから、たくさんある各部分の設計図をまとめた上で、一つの橋をつくる視点から見て製作図面をつくることが、原寸の重要な役割だよね。実際に製作用の図面をつくろうとすると、狭い場所にあれこれ装着するものがあって、作業不可能だとわかることも珍しくないし。

小池:本当ですね(笑)。排水口のバンドとブラケットが干渉して、今、困っています。でも、原寸の仕事をやっていると、設計した人の意図がわかってきて、「なるほど」と思うことがよくあります。

千葉:土木は経験工学だから、慣れればいろんなことがわかるようになるよ。製作所の社員は土木以外の出身の人もいるけど、みんなひとつひとつ経験しながら知識を身につけてるんだよ。資格取得も知識を身につける上では良い手段で、土木施工管理技士1級とか、溶接のWES1級とか、仕事に役に立つ資格に順次チャレンジしていけば、気づいたときには一人前になってる(笑)。

■社内で橋を仮組みする光景は圧巻

小池:橋梁の担当になったものの、今までの自分にとって橋は日常にあって当たり前のもので、どうやってつくるかなんて考えたこともなかったので、完成した橋のパーツを社内で仮組みしている様子を見たときは驚きました!

千葉:社内で一旦、橋の部材を仮組立して形状を確認するとともに、お客様にも確認していただいたりするんだ。橋を仮組立するなんて橋梁製作の凄さを感じるよね。でも、最近は橋の形状によっては仮組みせず、シミュレーションで済ませるケースも増えてきているよ。

小池:いやー、CAD上の橋が現実にできあがると、こんなにスゴイのかと思いました。普段みんなが当たり前に使っているもの、そしてこれから長い間ずっと使っていくものを自分が作っていくんだと考えると、すごい責任を感じますね。

■多くの人々に愛される橋をつくるために

千葉:橋の仮組みでそれだけの感動を味わったのなら、架設現場に行くともっと面白いよ。機会があれば、ぜひ現場へ。私の研修中は、当社が明石海峡大橋の架設工事中だったから、明石海峡大橋の主塔に上らせてもらったりしたよ。

小池:えーっ、それはスゴイ(笑)。実際に橋を架けるところを見てみたいし、全国の人たちが知っている橋の仕事に携わることが目標です。これからはいよいよ製造の現場で実務に取り組むので、まずは工場のみなさんに積極的に話しかけ、お互いに何でも言いやすく、お願いしやすい関係を築いていきたいと思います。

千葉:製造二課は、材料の切断・加工から製造、仮組み、発送まで携わる部署だから、橋を一つのテーマとして「モノのつくり方」を学んで欲しいな。私は今の部署に来るまで品質保証の部署にいたり、ISOの事務局をやっていたりしたから、社内のいろんな部署とのかかわりがあって、モノづくりの過程がよくわかったし、社内人脈もできた。どう行動するかで、自分の世界の広さは変わっていくから、小池くんもぜひ積極的にいろんなことにチャレンジしてみて。

小池:そうですね。日本車両はどの事業部も部品ではなく、お客様が使用する最終完成品をつくっているから、早く一人前になって多くの人々に愛される橋をつくりたいです。

 


輸機・インフラ本部 製造部 製造二課
新入社員 koike 【小池雅史 Masashi Koike】
2009年入社 工学研究科 マテリアル理工学専攻

小さい頃から、新幹線や飛行機などの重厚長大なものに興味があった。学生時代の先輩によって当社が新幹線を製造していることを知り、志望の意思をかためたが、入社後、明石海峡大橋やレインボーブリッジ等の写真を見て、橋梁の製造現場を見る中で橋梁に開眼。同期の中では意外な配属に喜んだ。

エルダーブラザー  chiba
【千葉徳光 Norimitsu chiba】
1996年入社 工学部 生産工学科   

橋梁の仮組み・発送、タンクの塗装・据付け等、多彩な仕事を担当する千葉は、「社内外を問わず、人とのつながりを大切に、自分の仕事を勝手に線引きしないことが大切」と語る。自分のスタイルはいろんな仕事に触れてこそ、できてくる。

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