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機電本部の主力製品であるNES型可搬式ディーゼル発電機は商用電源の供給を受けられない建設現場などで便利な仮設電源として活躍しています。この装置はエンジンを動力源としているため化石燃料消費による環境負荷が大きく、低燃費化は大きな課題となっています。また燃料漏れに対する不安を取り除くことも大切な課題です。そこで、NES型可搬式ディーゼル発電機に燃料節減、燃料タンクの大容量化及び燃料漏れを防ぐ特殊機能を装備しましたので紹介します。
1.省エネリモコン
ディーゼル発電機の通常の運転は「高速」と呼ばれ、エンジンは毎分1800回転(60Hzの場合)で運転されます。写真のように杭打機の作業用電源として使われる場合、電力が必要な作業中だけでなく、電力を使わない待機中も「高速」で運転されます。待機中にエンジン回転数を「アイドリング」モードにすれば燃料を節減できますが、操作が煩わしいため、実施されないのが実情です。
省エネリモコンは「高速⇔アイドリング」をスイッチ1つで切替える機能を有したもので、杭打機運転室に設置することにより、オペレータが簡単に操作できます。「アイドリング」の燃料消費は「高速」の場合の20〜30%程度であり、待機時間の長い杭打ち作業では大幅な節約が期待できます。最近の燃料高騰を背景に問い合わせが出始めております。
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2.自動並列運転装置NAC−300
複数台のエンジン発電機の並列運転を全自動で行えるオールインワンコントローラです。エンジンの始動−同期検定−同期投入−負荷分担のほか、発電機電力の変化に応じ、運転台数が最適となるよう自動的にコントロールします。必要最低限の台数を運転し、それ以外の発電機は停止で待機しますので、発電機の運転効率が向上し燃料の節減が図れます。大容量発電機に搭載され、今春より国内ユーザに納入しており、今秋には海外にも納入される予定です。
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3.ビッグタンクとオイルガード
長時間の連続運転が可能な大容量燃料タンクを搭載した、通称「ビッグタンク型」発電機がユーザより望まれています。タンクを大容量化すると、タンク本体や配管などの構造、材質および製作などに十分注意しても、機器の破損や給油時にうっかり油を漏らす恐れがあり、燃料漏れに配慮する必要があります。
「ビッグタンク型」と油漏れに配慮した「オイルガード」と名付けた燃料受け皿を一体化(写真の黒色ベース部分)した発電機を3機種開発しました。万一燃料が漏れた場合に、それを受け止めるオイルガード付き発電機はユーザの不安感を下げ、特に要求の厳しい河川や海洋の工事でも安心して使用できます。今後さらに機種を増やし拡販を目指して行きます。
環境配慮と燃料に関する3つの機能紹介をしましたが、日本車両では今後も社会に貢献できる排出ガスや騒音などの環境に配慮した製品作りを目指して参ります。
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