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2011.12 RT-260H サンフランシスコへ納車

 当社の全回転チュービング装置はこれまでに累計360台以上が生産され、日本各地はもとより中国や香港、シンガポールなどでも活躍しておりますが、この度アメリカ合衆国に新車としては初めて当社製全回転チュービング装置が納入されましたのでご紹介致します。 同国では現在地球温暖化防止や経済発展効果の見込まれるインフラ整備事業の一環として高速鉄道事業を推進しており、今回はその中でもロス・アンジェルスとサン・フランシスコ間を結ぶ、カリフォルニア高速鉄道のサン・フランシスコ駅舎(TRANSBAY TRANSIT CENTER)新築工事現場への納入となりました。

完成予想図  現場全景 

ここでの工事内容は、杭径φ2.2m・長さ74m・杭を支持する支持層は岩盤という条件下で地中連続壁を約200本構築するという困難なもので、全回転チュービング装置が大口径・大深度・岩盤掘削に対応可能な上、低騒音・低振動であり施工杭の鉛直性が高い事への評価を受けての採用となりました。

 この現場へは当社製と同時にドイツの競合メーカ製の全旋回機が納入され稼動を開始しましたが、そちらが度重なるトラブルにより作業が難航するのを尻目に、当社製の機体はトラブルなく順調に作業が進み、ドイツ製の機体がトラブルにて施工できなくなった杭を、当社製の機体にて引き続き施工する始末でした。

 結果的に客先からは当社製の機体に対し絶大な信頼を得られ、客先の社長以下全てのスタッフから「Very good machine 」という評価を頂き、現在増車の引き合いを頂くに至っております。

また、当工事がスタートして間もなく、当作業現場にカリフォルニア高速鉄道プロジェクトの責任者が見学に来られ、その際当社製の機体のオペレータルームにも足を運んで頂けました。その際に施工杭の精度の高さや当社製の機体の高い性能、ひいては日本車両という会社そのものを、客先社長の協力の下強くPR出来たことは非常に有意義でした。

 アメリカでは失業問題を抱え、公共投資の増加は不可欠であり、今後も西・東海岸を中心にインフラ整備が継続されていくものと見込まれています。 日本から8000km以上、遥か遠く離れたアメリカ大陸の地に於ける当社製品の躍進を祈念するとともに、同国の新しい礎構築に貢献出来るよう継続して努力して参る所存であります。

稼働中のRT-260H  夜間作業の様子

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