愛知県より受注し、2017年5月に竣工した「濃尾大橋補修工事(T期工事)」が平成30年度愛知県建設部優良工事として表彰されました。
濃尾大橋は愛知県と岐阜県の県境に流れる木曽川を渡る全長777.7メートルのワーレントラス橋で、建設は昭和31年と古く架橋から60年以上が経っていることから老朽化対策及び耐震化対策を行い、長寿命化を図るため補修工事が計画されました。 今回受賞の工事は全体を4つの工区に分けた最も岐阜県寄りに位置し、1年に1工区ずつ進めていく計画の中の最初の工事(T期工事)となります。
工事は橋桁の下面に足場を設置しての作業となり、作業員の墜落事故の危険性のほか、部材や塗料の落下による河川の水質汚濁なども懸念され、作業には最大限の注意を必要としました。加えて補強部材の作業場所への搬入では、橋桁のトラス部分を避けるようにして橋の道路部分から行うため、交通量の多い県道への配慮から夜間に片側通行止めを実施しての施工となりました。
こうした様々な工事制約がありましたが、これまでの施工実績で積み上げてきた橋桁補修の技術や施工ノウハウを積極的に活用して工事を安全に施工したことを高く評価していただきました。
なお、今回の表彰は、平成30年度の評価対象工事 1,375件の中からわずか36件のみの表彰という大変名誉なもので、当社としては5年ぶり通算3度目の受賞となります。
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