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2005.02 名古屋鉄道殿向2200系特急電車

名古屋鉄道殿向2200系特急電車(写真左)

 平成16年度に名古屋鉄道殿から受注した新型電車の第3弾が完成し、納入しましたので紹介します。名鉄殿では今年2月17日の中部国際空港の開業に先立ち、1月29日にダイヤ改正が行なわれ、空港線や名古屋本線などに66両もの大量の新造車が投入されました。第1弾としては空港特急「ミュースカイ」2000系です。昨年末までに10編成30両が完納され、斬新なデザインに評判は上々です。

 第2弾は3300系と3150系通勤型電車12両で、名鉄殿の今後の標準となるべきステンレス構体の通勤電車です。赤い名鉄電車の中で異彩を放っており、既に営業投入されていますので乗られた方も多いかと思います。

 そして第3弾が今回登場の2200系4編成24両です。2200系は、特別車と一般車を併結した特急電車で、2000系と3300系をミックスしたような編成です。豊橋寄りの2両が特別車、岐阜寄りの4両を一般車とした6両固定編成としています。現在名古屋本線の特急でお馴染みの1000系‐1200系の併結特急と同じ構成と思っていただければ結構です。

 2200系は全鋼製の構体とし、2000系が海と空や雲をイメージした青と白に塗装されているのに対し、2200系は白をベースに名鉄レッドとグレーをまとった斬新な塗装で登場しました。特別車の側面には号車番号をデザインした特大の数字を貼り付け、特別車=座席指定車であることをアピールし、豊橋から2両目の側面にはゴールドの大型エムブレムを貼り付け特別車の存在感を誇示しています。先頭部は2000系のイメージを踏襲し樹脂製のカバーで覆われていますが、「centrair」の文字は省略されています。また、固定編成であるため、連結幌は設けていません。特筆すべき点としては、中央部のドアにあたる部分の視界を確保するため、運転室内から外が見える特殊なフィルムが貼ってあります。

 特別車は片側2扉とし、2000系と同様、空港利用のお客様用の荷物置場、回転リクライニング腰掛等の設備を持ち、また一般車は片側3扉とし、ロングシートと転換クロスシートが配置されるなど3300系とほぼ同様の設備、内装が施されています。特別車ではもちろん22インチの大型LCDモニタで前面展望画像も楽しめ、トイレ、洗面所も設置されています。

 機器関係では、3300系のデュアルモード車両制御システムを踏襲した3M3T組成とし、車両情報制御システム(TICS)や電気式戸閉機、LCD表示装置など最新の機器を装備しています。2000系のような車体傾斜制御装置は設けていませんが、最高速度120km/hの俊足を誇り、従来の3100系や新型の3150系とも併結して8両で走れる優れものです。

 名鉄殿からの単年度での66両もの大量受注は1996年以来久しぶりでしたが、無事完納することができました。
 中部国際空港が開港し、唯一の鉄道アクセスとなる名鉄殿の路線には名古屋、岐阜、犬山方面への快速特急として2000系が、豊橋方面も含む特急として2200系が走り出し、国内外からの多くの方々を乗せて大活躍することでしょう。

 名古屋鉄道殿向 2000系特急電車
 名古屋鉄道殿向 3300/3150系電車
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