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2008.10 名古屋鉄道鞄a向け瀬戸線4000系電車完成


 この度、名古屋鉄道殿瀬戸線の在籍72両の置換え用第1陣として第1編成の4両が豊川製作所より発送されましたので紹介します。

 この4000系は2008年8月に瀬戸線(栄町〜尾張瀬戸20・6`)が栄町乗り入れ30周年を迎えるにあたり、車両の近代化を図るため同線専用の通勤型車両として、近年の本線系通勤車をベースとした4両固定編成で新造されたもので、瀬戸線では初のオールステンレス製VVVF車です。 先頭構体は、車両基地となる尾張旭検車区に塗装ブースを持たないことから、平面で構成されたステンレス無塗装構体となっています。そのため、先頭デザインは「くの字」型とし、コーナ部を斜めにカットにすることで平面の単調さを消すとともに、基本は黒色フィルムを貼ったブラックフェイスとし、前照灯周りに赤と白色を抱き合わせた帯を配して前面を引き締めています。これらから、従来の名鉄殿の車両とは異なるイメージとなっています。

 先頭以外の外観としては、一見、本線系車両と同じであるかのように見えますが、瀬戸線独自の仕様が多数盛り込まれています。 客室内は、本線系車両のイメージですが、側入口部の床敷物を黄色にしてバリアフリーに考慮した色配置を今回から採用しました。これは今後の本線系車両にも展開されます。また、腰掛の表地色は同じですが、形状を変更し、目新しさを出しています。 車内表示器として、名鉄殿では初めて、トレインビジョンシステムを採用しました。各カモイに設置されている高解像度の液晶画面(15インチ)に、次駅・運行・乗換案内情報等を表示します。また、将来、広告・宣伝等の一般情報を表示するためのメディア表示器を各カモイに設置可能なように準備工事をしています。

 運転室は、本線用の3300/3150系をベースにしていますが、地下式構造の鉄道であるため、前面非常扉を備えており、扉は上下2枚に分割で開き、下部扉は渡り板としての機能を持ちます。また、降車用の非常用折り畳みはしごも備えています。  このほか、騒音面で環境にやさしい機器として新型のコンプレッサー・補助電源・クーラ・主電動機の採用により低騒音化を実現しています。 台車については、路線にカーブが多いことからボルスタ付台車を採用し、乗り心地の向上が考慮されており、防音車輪の採用により低騒音化にも配慮しています。

 本車両は、8月24日に栄町乗り入れ30周年記念イベントの一環として尾張旭検車区において撮影会・車内見学会が行われ、一般に披露されました。また、10月1日より営業運転が開始され、順次、瀬戸線車両は環境に配慮した最新鋭の4000系に置き替る予定です。

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