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2010.06 名古屋市交通局殿向け 6050形通勤電車完成


 このたび、名古屋市交通局殿桜通線向けの新形式6050形通勤電車が完成しましたのでご紹介します。

 桜通線は平成元年に開業し、現在中村区役所〜野並間(14.9q)を結んでいます。今回、2011年3月に予定されている野並〜徳重間(4.1q)の延伸に伴う増備車として、6050形4編成を当社が受注し、H22年2月第一編成を納入しました。6050形は従来車の6000形と同様の5両編成で、車体長や扉位置は同様ですが、バリアフリーの目的から、床面高さをレール面1130mmと従来車から20mm低くすることにより、ホームとの段差を少なくしました。また車イススペースを編成2箇所から各車両1箇所に増やしました。

 デザイン面では、先頭形状はステンレス鋼での製作容易化を図った「くの字」形状とし、東山線用N1000形でのイメージの関連性を持たせつつ、前尾灯の一体窓や、カラー帯を巻くことで個性を表現しています。側面の外観は標準化と部品点数の削減を図れるブロック構体を採用したことにより、凸形ビードが無いシンプルな外板としました。窓下の路線カラー帯は従来車では単色でしたが、白色部を追加することで、よりくっきりとしたイメージを実現しました。尚、側引戸部分にも帯を配置することで連続性を持たせると同時に、窓上にも路線カラー帯を配置しています。

 室内は、シートモケットや床敷物に暖色系(赤系)の色彩を採用することにより、ラインカラーのイメージを演出しています。座席はバケットタイプを採用し、座り心地の向上と一人当たりのスペースの明確化を図り、7人掛腰掛にはスタンションポールを設けています。

安全面については、火災時の延焼防止として妻引戸の設置、延伸区間の駅に設置され、H23年度完了予定で既存駅においても整備されるホーム柵への対応、車両間の転落防止ホロの設置などが挙げられます。

 編成構成は3M2Tの構成で、両先頭車がTc車になっており、1C4M方式のVVVFインバータ制御装置を中間の各M車に、補助電源装置は両先頭車に搭載し、Tc車、M車それぞれで設計の共通化を図ると共に、車両の輸送量増加時にも対応できるよう、6両及び、8両化も可能な設計仕様になっています。

 乗務員室は桜通線の島式ホームでのワンマン運転に対応するため、6000形と同様に運転席が右側に配置されています。運転台は左側に袖部分を設けたL字形の形状になっており、主幹制御器は右手ワンハンドルタイプが採用されました。

 
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