日本車輌製造株式会社英語版サイトマップお問合せ
 

トピックス 事業・製品 投資家情報 社会・環境 会社概要 採用情報
update contents
2009.01 日本貨物鉄道(株)殿向けコキ107形式40.7t積コンテナ車


日本貨物鉄道(株)殿向けコキ107形式40.7t積コンテナ車 

 当社では数多くのコンテナ貨車を製作して来ました。本年度から新形式となるコキ107形式コンテナ車の生産が始まりましたので紹介します。 コキ107形式は昭和46年から49年ごろまで製作されたコキ50000形式の経年が進み、この置き換え用として、コキ106形式をベースに将来のコンテナ車の基本形式とするために開発された車両です。コキ106形式と同様、最高運転速度は110km/h、また積載できるコンテナもJR12ft級、20ft 級、30ft級、及び20ft及び40ftの国際輸送用海上コンテナと多岐に渡り、鉄道コンテナ輸送の主力としての活躍が期待されます。

 

 ブレーキシステムは応荷重式電磁自動空気ブレーキですが、保安度の向上と保守量の低減を図るため、基礎ブレーキ装置についてはピンやブシュ等、摺動箇所の多い車体架装式ブレーキシリンダからコキ200形式で実績のある台車袈装式ユニットブレーキが採用されています。また、留置ブレーキはコキ100系や1 06形式では車体側面に操作ハンドルが取り付けられていましたが、操作性の改善のため、コキ200形式と同様に後位手すりに操作ハンドルが移設されました。また、手ブレーキの使用状態を表示する緊解表示装置もコキ106、200形式と同様に装備されています。

 ブレーキシステムの変更に伴い、台車をこれまでコキ106形式で採用してきたFT2Bからコキ200形式で使用されているFT3を改良したFT3Aを新たに採用しています。FT3A台車ではブレーキ制輪子を目視し易くするため台車ワク側バリの形状を変更した他、マクラバネに防振ゴムを追加し、振動軽減を図っています。 台ワクではコキ106形式に対して各部の見直しを図り強度を保ちながらも軽量化を行っています。 久しぶりの新形式貨車ですが、しっかりと作り込み良い製品を納入していきたいと存じます。また、本車両が自動車輸送から環境に優しい鉄道貨物輸送へのモーダルシフトの進展に寄与することを祈っています。

[輸機・インフラ本部]

日本車両製造株式会社