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8.82t LNGタンクローリの紹介


8.82t LNGタンクローリ

 この度、単車として国内最大積載量を誇る8.82t積LNGタンクローリを製品化しましたので紹介いたします。  従来、他社製の8.3t積が国内最大クラスであったのに対して、積載量を約500sアップすることで輸送の効率化と市場での優位性を実現しました。

 従来車両はタンク全長が制限長に近いため、積載量アップのためにはタンク径を太くしなければなりませんが、タンク径を太くすると車両の重心位置が高くなり、法律で求められる走行安定性を確保できなくなります。 その課題を解決するために低床4軸シャシを採用し、タンクを架装することとしました。このシャシは小径タイヤを装着し、シャシフレーム高さが従来シャシ(3軸シャシ)より約160o 低くなるため、タンクの大径化による重心高の増大を抑えることができます。一般的に低床4軸シャシは軽量嵩物の荷物を運ぶバン型車両に使用されることが多く、高圧ガスタンクを架装したのは本邦初の試みとなりました。

 タンク底面が下がった反面、車両の最低地上高さを同等に納めるために、装備品のレイアウトに多くの工夫が必要でした。特に車両後方に搭載する加圧蒸発器は従来よりも大型化しつつ狭いスペースに収めるために、加圧蒸発器本体と後部荷役室の床面を特殊な形状にすることで搭載を可能にしました。実現に当たり、 特許2件と意匠2件を出願しています。

 大型トレーラによる輸送が増える反面、小量配送や狭い工場敷地への進入等では全長が短いローリがまだまだ必要となっています。今後は量産に向けて、改良設計に着手しており、更に積載量をアップさせた9t積LNGタンクローリを目指しています。

 既に大手ユーザー様には実車展示会を開催し、積載量アップによる輸送効率向上、後部荷役室の床面低下による操作性の向上に関して高い評価を頂いています。

 今後ますます需要の伸びが期待される天然ガスの安定供給にこの車両が貢献できるよう努力してまいります。

日本車両製造株式会社