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エンジニアリング・営農施設 ~環境にやさしい製品開発~

米麦の乾燥調製貯蔵施設(カントリーエレベーター)などの設備の効率化・合理化により、地球環境の保護に貢献しています。

 

微生物農薬対応種子自動消毒装置

日本車両では、良質な米を生産するための種籾( たねもみ) を出荷する「種子センター」と呼ばれる施設を建設しています。
ここでは種籾が苗腐敗症等の病気にかからないように殺菌するため消毒を行う工程があります。これまで化学薬品を使用する消毒装置を製造販売してきましたが、殺菌効果が高く、農薬使用とみなされない微生物農薬に着目し、現在は、微生物農薬に対応できる種子自動消毒装置(左の写真)を提供しています。

 

微生物農薬対応種子自動消毒装置

  

 

本消毒装置は、籾に微生物農薬を適量付着させるための噴霧制御と、生き物である微生物が死滅しない最適温度で乾燥が可能となる送風温度制御が特徴です(種籾の質量に応じた薬液量均一噴霧の制御技術について特許取得)。微生物農薬は自然界に生息する微生物由来であり、環境面では、従前の化学薬品のように毒性による土壌、水および生物への影響がありません。さらに、特別な排水処理、排気処理が不要なので施設の消費電力削減にも寄与しています。
この微生物農薬対応種子自動消毒装置により、減農薬栽培・無農薬栽培といった特別栽培を促進し、「食の安全」にも貢献できるものと考えております。

種子センター

 

 

 

■カントリーエレベーター向け「乾式集塵装置」

 

〈環境負荷低減〉水を使用しないため排水処理が不要です。また、残さ腐敗がないので異臭が発生しません。  カントリーエレベータ

 

 

■自動籾摺プラント

〈高効率/ 省電力化〉籾摺効率30%向上により、従前の同型機械と比較して消費電力25%削減を実現しました。

 

 

 環境に優しい製品開発:製紙

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