採用情報【技能職】現代の名工

日本車両製品の品質の高さを支えるのは、そこで働く「人」

日本車輪製造は、1896年に鉄道車両の製造販売を目的として誕生し、日本の鉄道技術の発展を支えてきました。世界に誇る新幹線車両の製造を開発当初から支えるなど、その高い技術は世界的にも高く評価されています。そうして培った技術を大型建設機械や輸送用機器、橋梁建設など多彩な分野に活かし、世界の数多くの人たちの生活向上に貢献しています。

卓越した技能者<現代の名工>

長年に渡って自らの技能を磨き続け、日本が世界に誇る優れた技能者に対して国が表彰する「現代の名工」という制度があります。卓越した技能を有し、長年にわたる技能の研鑽と後進技能者の指導に努めて精励し、他の模範となる者に授与されるもので、受賞者は通称『現代の名工』と呼ばれています。日本車両からはこれまで数多くの技能職の社員が選ばれ、受賞の栄誉に輝いてきました。当社の製造現場では、そうした数々の名工が築き上げ、受け継がれてきた「ものづくりスピリット」が息づいています。 

【溶接】の名工(町上孝信)

平成28年 卓越した技能者「現代の名工」受章

町上は昭和47年に入社、当時の熱田工場で数ヶ月間の研修の後、現在のブロック工場の前身となる豊川製作所の溶接工場に配属されました。当初はコキなどの貨車から経験を重ね、その後0系新幹線の先頭ブロックほか旅客車の側・妻など各ブロックの溶接で技能を発揮されてこられました。 溶接作業に加えて、摩擦撹拌接合やレーザ溶接などの新しい接合技術を積極的に取り入れ作業改善に取り組むと共に、技能伝承活動により溶接や治具製作に関しての若手の指導・育成に貢献しています。

【内装組立】の名工(近藤正綱)

平成28年 秋の褒章「黄綬褒章」受章

近藤は昭和46年入社、熱田工場の内装工場に配属、豊川製作所での旅客車生 産に伴い、昭和47年に豊川製作所、内装工場に異動され現在に至っています。 45年間に亘って内装組立作業一筋に従事され、通勤車両から新幹線車両、高速車両、海外車両などの生産で磨いた技能を発揮されてこられました。 また、実作業だけでなく、豊富な経験と知識から作業改善にも積極的に取り組まれ、工数低減と品質確保に大きく寄与されてきました。平成13年からは工長として、的確な計画と指示で工場運営を担ってこられ、さらには、後進の指導と育成にも積極的に取り組まれてきました。これらは高い評価を受け、平成27年度の卓越した技能者(現代の名工)表彰に続いて、今回の栄誉に至りました。

【製缶工】の名工(金子雄二)

平成26年 春の褒章「黄綬褒章」受章

金子は昭和43年の入社以来、新幹線をはじめとする車両の台枠部品や台車枠の溶接及び組立作業に従事し、製缶から組立作業まで幅広い経験・知識を生かして、装置や専用治具を考案し、組立ラインの構築を行い、高品質・低コスト化に大いに寄与されてきました。海外案件においては、インドネシアや台湾での台車製作の現地生産化における技術指導も実施されており、鉄道車両業界並びに当社の海外展開にも多大な功績を残してこられました。
 これらの事柄は高い評価を受け、平成15年に創意工夫功労者表彰(文部科学大臣賞)、平成21年に愛知県優秀技能者表彰(愛知の名工)、平成23年度「卓越した技能者(現代の名工)」として表彰され、今回の栄誉に至りました。

【車両配管ぎ装】の名工(大庭義弘)

平成24年 卓越した技能者「現代の名工」受賞

大庭は昭和47年に入社以来、通勤車両から新幹線に至るまで(新幹線に於いては初代0系から最新のN700Aに至るまで)、全ての鉄道車両の配管作業に携わっています。平成10年からは班長として、平成19年から平成23年5月までは工長として、「監督者」という立場で現場の引っ張ってきました。常に図面からの事前検討を行い、自身で取付治具や各種ゲージ類の作製等を行う姿勢は今でも若手の手本になっています。その長年培った知識と技能、そして指導力は、鉄道車両の品質確保と現車作業の工数低減に大きく寄与しています。

【機械組立工】の名工(岩瀬弘幸)

平成24年秋の褒章「黄綬褒章」受章

岩瀬は昭和47年の入社以来、機械加工作業に従事、工法の立案から治具製作、加工プログラムの作成に至るまで主導的に取り組んで来ました。特に台車枠機械加工では、機関車から新幹線まで幅広く携わり、門型マシニングセンタを使用した加工法の基盤を築き上げ、高品質・低コスト化に多大な貢献をしています。 これらの事柄は高い評価を受け、平成 22年に日本鉄道車輌工業会卓越技能士表彰、平成23年には卓越した技能者(現代の名工)として表彰され、今回の栄誉に至りました。

 

【台車組立】の名工(西村廣美)

平成22年秋の褒章「 黄綬褒章 」受章

西村は昭和41年の入社以来、台車組立作業一筋に従事してきました。絶えず問題意識を持ち、安全や改善に対する思い入れは人一倍です。次々と要求される製品のニーズを的確に把握し、製品製作に反映させてきました。特に台車組立に必要となる治具の製作では、高品質・低コスト化に多大な貢献をしています。   これらの事柄は高い評価を受け、平成 19年度愛知県優秀技能者表彰(愛知の名工)、平成21年度には卓越した技能者(現代の名工)として表彰され、今回の栄誉に至りました。