採用情報総合職【技術系】>先輩社員の声>工学研究科航空宇宙工学専攻

台車の設計を通じて、世界へ挑む。

鉄道車両本部

鉄道車両の開発・製造を行う部門です。新幹線車両製造のトップメーカーであり、地下鉄車両や通勤電車から超電導リニアまで、様々な開発・製造を行い、国内外の鉄道事業者に高品質な車両を供給しています。

先輩社員の声

鉄道車両本部 技術部 台車グループ 

 私が設計を担当しているのは、鉄道車両の足まわり装置である“台車”です。四角いフレームに車輪やモーター、ブレーキ等の装置が取りつけられた台車は、車両の“走る・止まる”の機能を担う装置。また、お客様が乗る車体を床下で支えている装置でもあるので,車両の” 安全”で”快適な乗り心地”を実現するために、揺れを抑えて、安定した走行を実現させるための重要な装置です。基本的な構造は昔からあまり変わっていませんが、ユーザーや車種によって仕様はすべて異なっており、非常に奥の深い装置といえます。 安全の要となる強度の設計には材料力学などの知識が必要で、手計算のほか製図ソフトや解析ソフトなどを使用します。また、快適な乗り心地を実現するには振動工学、制御工学などの知識が必要です。このように工学部の学生として学ぶ基礎知識、専門知識を活用できるのが、この仕事の面白いところです。 自分の設計した台車が車体を載せ、実際にお客様を乗せて走っている姿を街の中で目にするのは、大きな喜びです。まるで自分の子どもが頑張っている様子を見ているようで、設計で苦労したことなどを思い出しながら眺めています。

 設計は学生時代に学んだことが活かせる場面が多い仕事ですので、配属当初は「教科書の世界から実物の世界に来た」という印象を受けました。 ただ、知識としては知っていたけれど十分に活かせていないと感じることも多々ありました。まずは興味を持って調べることが大切ですが、そこから得た知識の原理や本質をきちんと理解した上で、いかに設計での課題解決に活かしていくかが学問の世界と違う実践の世界だと感じました。 そこで大切になってくるのが、探究心・好奇心を持つことです。「なぜ」と興味を持って調べたことは課題解決にも使える知識となっていきます。それをいかに活かそうかと常に自ら考えることで、想像・創造・発想する力がついてくると思います。若手社員に、 “興味を持って調べる”、“自ら考える”力をいかにつけさせていくか、当社の技術力の底上げを推し進める上で、私たち中堅社員が取り組むべきテーマだと感じています。

 

日本車両の魅力は、入社前に感じた、部門の垣根を感じさせない人間関係が築ける雰囲気そのものにあります。新入社員の頃、工場が非常に忙しい中、短期間での部品製作が必要だったために製造現場に足を運び、お願いして回ったことがありました。この無理な注文にも現場の皆さんは応えてくれ、なんと翌日には仕上げてくれたのです。時には厳しくても、困った時にはどんな状況でも協力し合い、問題を解決していく職人気質を感じる会社の雰囲気が、私にはとても心地よく感じられます。

 台車に限らず車両づくりには、安全性・品質・機能を上げつつコストを抑える、堅牢さを保ちつつ軽量化を図る、といった相反する特性の両立が求められます。こうしたトレードオフに挑むには、多くのアイデアが不可欠です。部門や先輩後輩の垣根を越えた議論を通じて、よりよいものづくりに取り組める過程に大きな喜びを感じます。

 日本車両は、国内では大手鉄道車両メーカーの一つですが、世界レベルではまだチャレンジャーの立場にあります。当社が製造した多くの車両が海を越えて世界中で走ること、その夢に台車の設計者として貢献することが、これからの私の大きな目標です。

鉄道車両本部 技術部 台車グループ


2006年入社 
工学研究科 航空宇宙工学専攻修了

ものづくりが好きだったので、製造業を志望。最も重視したのが「30年以上働きたいと思えるか」ということだった。その点、日本車両の“職人気質の集団”でありつつも、現場や設計の垣根を感じさせないアットホームな人間関係が築けそうな雰囲気が自分にぴったりだと感じた。この印象が入社の決め手となった。

● Personal Life はこちらへ


次の先輩社員の声 >

鉄道車両本部