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一品一様の巨大なモノづくりに携わる喜びとやりがい。

輸機インフラ本部 輸送用機器部門

輸送用機器の開発・製造販売を行う部門です。高圧ガスや超低温の液体ガスを運ぶタンクローリーや貯槽タンクなどのトップメーカーであるとともに超重量物を運ぶユニットキャリヤや大型無人搬送車(AGV)などの分野においてもトップシェアを誇っています。

先輩社員の声

輸機・インフラ本部 技術部 技術第二グループ 

重量物搬送車両の設計を担当

 深夜11時、豊川製作所の正門から姿を現したのは巨大な輸送車両。時速6kmというスピードで自走するその車両は、豊橋港に向かってゆっくり走り去り、闇の中に消えていきました。自転車に乗って駆けつけた私はその後ろ姿を見送りながら、まるで我が子を送り出すかのような喜びを味わいました。 この輸送車両はキャリヤと呼ばれるもので、もともとは製鉄所内で鋼材を運搬するために使われていました。現在は鋼材に限らず、橋梁や船舶、飛行機など様々な重量物を運ぶためにも用いられています。文字通り一品モノのクルマで、大量生産される自動車とは対極にある車両です。私の仕事は、このキャリヤの設計です。

 私は、入社以来4年間で6台のキャリヤを設計し、世に送り出してきました。そのすべてにおいて、完成車両が豊川製作所から発送される様子を見ています。その姿は迫力十分。「頑張れよ」と心の中で声をかけ、モノづくりの大きな達成感を味わっています。

 

使用されるシーンをイメージして設計する

 キャリヤの設計は機械設計、電気設計に担当が分かれており、私は機械設計を担当しています。一品モノですから、設計に際してはお客様との入念な打ち合わせが不可欠で、我々設計担当者が直接お客様のもとに赴いて打ち合わせを行っています。強度計算などの基礎設計、材料やボルトの選定、外観デザイン・塗装に至るまで、すべてお客様と相談して決定していくのです。 その際に私が大切にしているのは、現場で作業する人の身になって、作業を具体的にイメージすること。例えばあるケースでは、無線リモコンでキャリヤを操作したいという注文がお客様から出されました。技術的にそれは十分可能だったのですが、使用する状況を伺ってその場面をイメージしてみたところ、有線リモコンにした場合のメリットの方が多いのではないかと気がついたのです。そこで私は、あえて無線にせずに有線にした方が使い勝手がいいのではと提案。結果的に、その提案通りに設計することになり、現在、その設計したキャリヤが現場で活躍しています。このように常に想像力を働かせて解決策を見つけ出し、周囲を巻き込んでいく力が、この仕事には大切です。

 

技術伝承にも取り組んでいきたい

現在私が取り組んでいる課題が、標準化と設計マニュアルの作成です。私たちが手がけるのは基本的に一品一様のオーダーメイド製品が中心なのですが、品質向上とコストダウンを図るために部品の標準化を進めたいと考えています。また、ベテランの経験やカンに頼っている面も多いので、そうした暗黙知を設計マニュアルという形で書類にまとめ、技術伝承につなげていきたいと思います。いずれも簡単ではありませんが、挑戦しがいのあるテーマです。 輸機・インフラ本部では、キャリヤのほかに、AGV、機関車も製造しています。私は、キャリヤの設計で力を磨きつつ、いずれは他製品の設計などにも挑戦したいと思います。設計のプロとして自分の幅を広げていくためにも、ぜひ様々な車両の設計に取り組んでみたいです。

 

輸機・インフラ本部 技術部 技術第二グループ

2012年入社 工学研究科機械工学専攻修了
 社会インフラに携わる、スケールの大きな仕事がしたかった。その中でも国内トップシェアの製品をいくつも持つ日本車両に入社。社員一人ひとりの顔と名前が一致し、「自分の設計した製品は、あの人が造ってくれる」とわかる、適度な企業規模が心地よく思えた。

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