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米国でワーカーたちに構体製造を指導する。

鉄道車両本部

鉄道車両の開発・製造を行う部門です。新幹線車両製造のトップメーカーであり、地下鉄車両や通勤電車から超電導リニアまで、様々な開発・製造を行い、国内外の鉄道事業者に高品質な車両を供給しています。

先輩社員の声

NIPPON SHARYO MANUFACTURING, LLC. SHOP1 

日本車両が培ってきた技術を伝える

鉄道車両の6面体で、鉄・ステンレスなどの金属を溶接によって組立てられたものを、構体と呼びます。現在私は米国にある日本車両の子会社で、米国人にこの構体製作の指導を行っています。

車両組立の方法はもちろんのこと、工程管理・品質管理・部品の管理方法など、日本車両が長い歴史のなかで築いてきた技術を指導しなくてはなりません。ただ、実際に作業をするのは米国人のワーカーたち。「郷に入れば郷に従え」で、品質や納期を守りながら、彼らが一番仕事をしやすいように米国人独特の考え方を取り入れながら進めています。 日本車両が自社で海外にて構体製作をするのは初めてのことで、私のこうした取り組みも自分なりに工夫して進めていかなくてはなりません。そこが難しさでもあり、面白みでもあります。 入社3年目の夏に海外駐在させてもらえるなんて、貴重な経験をさせてもらっていますね。

必要な仕事なら全部自分でやる

すべての業務は、米国人の同僚とコンビを組んで進めています。 例えば、治具や特製工具の設計・製作支援です。鉄道車両の構体を製作するためには様々な治具が必要であり、設計が描いた図面から構体製作に必要な治具を設計し、材料を手配して組立の支援を行っています。あるいは図面だけでは理解しづらい箇所については、現場の作業者が理解しやすいよう作業指示書を作成しなくてはなりません。大切なのは、ミスが発生しないように一目で誰でもわかるような書類にすることです。その他、工具・消耗品の検討、作業工程(日程)の計画・管理など、構体製作の現場がスムーズに流れるようになるための仕事なら何でもやらなくてはなりません。

構体製作の指導については、私が直接手を動かして作業するわけではありません。日本から指導に来ている組立や溶接などを行っている現場の技術者とペアになって進めていきます。ちなみにこのような現場の技術者は“Sensei”と呼ばれています。

言葉よりも、伝えたいという想い

海外で仕事をする際、英語の力があるに越したことはありませんが、しかし絶対に必要でもないと思います。私自身、学生時代に特に英会話ができたわけでもありませんでした。

要するに相手に自分の考えが伝わればいいわけで、大事なのはコミュニケーション力なのです。英語ができなくても、図を描いたり、身振り手振りを交え、説明をしていけば必ず相手に伝わるものです。 ただ、これで安心してはなりません。細かいやりとりで相手が間違った解釈をすることもあります。そうならないよう、話す順序を考えながらコミュニケーションするようにしています。先に結論を述べ、理由を述べる。その際も必ず順を追って説明をしていくようにしています。

今までは準備期間として治具の製作・設備の品質確認などを中心に行ってきました。構体製作はこれから本格的に稼動していきます。自分たちの手で構体製作した車両がシカゴの街を走った時は一緒に働いている仲間と共にその車両に乗りにいくことを約束しており、その日が来るのを目標に日々取り組んでいます。  

 

NIPPON SHARYO MANUFACTURING, LLC SHOP1


2010年度入社
工学部 機械システム工学科卒

モノづくりの現場で働きたい気持ちと、世の中の人々に役立つ仕事をしたいという気持ちで、日本車両に入社。学生時代はボランティアで子供たちにサッカーを教えていた。身振り手振りでの指導が、今の米国人とのコミュニケーションに活きていると感じる。

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