発展途上国での鉄道網構築に、電気のプロとして貢献する。

鉄道車両本部

鉄道車両の開発・製造を行う部門です。新幹線車両製造のトップメーカーであり、地下鉄車両や通勤電車から超電導リニアまで、様々な開発・製造を行い、国内外の鉄道事業者に高品質な車両を供給しています。

先輩社員の声

鉄道車両本部 技術部 電気グループ 

活躍の舞台はベネズエラ

 電気というのは、当たり前ですが目に見えません。もちろん設計段階では十分に検討するのですが、やはり実際にモノが動いたときに初めて手応えが得られます。私は電気の技術者としてのそうした喜びを、インフラに直結するような大きなモノづくりの世界で味わいたいと思っていました。しかも、日本だけでなく世界を舞台に活躍できたらと考えていたのです。そこで就職先に選んだのが日本車両。海外にも車両を供給していることを知り、自分もグローバルに活躍したいと考えたのです。

その念願がかない、現在私はベネズエラ向けの通勤電車の設計に携わっています。
このプロジェクトへの参加を言い渡されたのは入社3年目のこと。その瞬間の私は、おそらく今の皆さんと一緒で、“ベネズエラってどこ?”“そんなところに鉄道なんか走っているの?”という状態でした。南米にあるベネズエラは日本から片道30時間もかかる、まさに地球の反対側の異国。望み通りの、グローバルなプロジェクトでした。

打ち合わせのためベネズエラへ飛ぶ

 実はベネズエラにも国鉄はあります。しかし、その敷設距離はわずか40km。山手線1周より少し長い程度しか国有の鉄道が走っていないのです。ベネズエラ国鉄には、インフラ整備として1万kmの鉄道をつくろうという国家プロジェクトがあり、以前に同国鉄に鉄道車両を納入した実績から、当社に参画の声がかかったのです。

車両の設計には車体・艤装・電気・台車があり、車体は器を、艤装は器の中へ機器を載せ、電気はそこに機器と機器を結ぶシステムを設計します。具体的には、顧客と打ち合わせて細かな仕様を決定し、その仕様を満足させるよう電機メーカーと打ち合わせて、図面や指示書を作成することになります。 実際に、客先との打ち合わせのため、2013年2月にベネズエラに出張しました。これは私にとって初めての海外体験。初海外がベネズエラというのも、あまり聞かない話でしょう。顧客であるベネズエラの国鉄とは、照明やドア、非常通報システム、ブレーキ、主回路のインターフェースなど、細かな打ち合わせを行い、世界を相手に仕事をしているという醍醐味を味わえました。 現地滞在中、同国のチャベス大統領が逝去されるという想定外の出来事にも遭遇しました。国中が混乱し、果たして日本へ帰ることができるのかどうかもわからない状況でした。めったに経験できないことで、今となってはいい思い出です。

世界が我々を待っている

仕事を通じて感じたのは、ベネズエラ国鉄からの信頼の厚さです。日本のモノづくりの素晴らしさは地球の反対側でも高く評価されており、日本車両の一員としてそれは大きな誇りに感じました。

私は電気を使ってモノを動かすのが好きですから、設計作業そのものよりも、やはり電車が動くところに喜びを感じます。私の携わった車両はいずれベネズエラの大地を走ることになるわけで、その試運転はぜひこの目で確かめたいと思っています。その時初めて、グローバルな仕事に携わったのだという達成感が得られるのではないでしょうか。

 世界には満足に鉄道も走っていない国がたくさんあります。そうした発展途上国で鉄道を整備するために電気の技術者として携われることは、私にとって大きなやりがいです。日本の政府も、インフラの輸出に力を入れています。車両づくりを通じて世界を舞台に活躍するチャンスは、この先、ますます広がっていくのではないでしょうか。

 

鉄道車両本部 技術部 電気グループ

2010年入社 電子情報工学科卒

 電気を使ってモノを動かすことが好きで、メーカーへ。せっかく動かすなら大きいほうが面白いだろうと考え、鉄道車両の業界を志望した。日本車両に決めたのは、その社風に惹かれて。「ここなら伸び伸びと働けそう」と感じたことが決め手となった。

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