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2003.1.20 名古屋市交通局殿向7000形完成
名古屋市交通局殿向7000形

平成15年3月に予定されている上飯田連絡線(名市交上飯田線と名鉄小牧線を結ぶ新線)開業に向けて、名古屋鉄道(株)殿と相互直通運転するための専用車両として、名古屋市交通局殿向7000形電車がこのほど完成いたしました。

上飯田連絡線(味鋺−平安通(3.1km))は現在の名古屋市交通局名城線平安通駅と名古屋鉄道小牧線上飯田駅の約1km間の鉄道が無かった区間を結び、名古屋都心部と小牧、桃花台などの尾張北部との交通アクセス向上として待望されていた路線です。

  この7000形電車は相互直通運転する名鉄殿300系電車とも新規開発となるため基本計画時から共同設計とし、客室内のレイアウト、運転台機器、屋上機器、床下機器等の共通化を計り、且各ユーザの特質を盛り込んだ車両です。

車体は軽量ステンレス構体で、従来の名市交殿3050形の実績を踏襲した構成としています。 外観は、名市交殿上飯田線ラインカラーの桃色を基調として、側面は窓下部に2本の帯、前面はドットパターンをグラディエーション変化させた飾り帯をアクセントにデザインしています。

室内は、片側4扉の通勤型電車ですがロングシートと転換クロスシートを併設しました。出入り口を挟んで交互に配置して混雑時にも乗降利便性に支障なく、通常時は近郊形電車の如く快適に利用して頂けるよう計画しました。

 側窓ガラスはグリーンの可視光線率約50%の熱線吸収UVカットガラスを採用して空調効果の向上と車内の陽射しを和らげています。配色は明るい壁面に寒色系の床及び腰掛としています。腰掛は名古屋市の特色を表して、テレビ塔、コアラ等をデザインした表地です。

「高齢者・移動制約者の方への配慮」として床敷物のノンスリップ仕様、出入り口のイエローライン、握り棒の径を太くして握り易くする等対応しました。

 この7000形電車は、システム的には名鉄殿300系同様、最新の技術を随所に盛込んでいます。ワンマン対応機器であるホーム監視用の対列車映像伝送装置は、ミリ波帯での通信によって、確実かつ鮮明な映像を実現し、ワンマン運転時の安全性向上に寄与しています。車両情報管理システムは、2.5Mbpsの高速伝送回路を搭載し、数多くの車載機器との高速通信を実現しています。 

 姉妹車の名鉄殿300系は平成14年の4月から小牧線で営業運転に投入され、斬新さと乗り心地の良い車両として、好評運行されていますが、更にこの7000形と共に平成15年3月に上飯田連絡線が開通し、日本車両製40両の車両が名古屋北部の交通アクセスとして地域社会に貢献出来る日も間近となりました。必ずや近隣利用者に好評を博することと期待しています。

[鉄道車両本部]


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