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2003.04 京成電鉄殿向 3000形通勤電車
 


京成電鉄殿向 3000形通勤電車

このほど、京成電鉄株式会社殿に新形式3000形通勤電車を納入しました。

京成電鉄殿は首都圏の東部一円と成田空港利用者の交通アクセスの大動脈として公共交通輸送手段の一翼を担っており、便利でより安全で快適な鉄道サービスを提供できるよう、車両の増備,更新を続けてきましたが、主力の3700形も登場してから10年ほど経過していることから21世紀の京成スタイル「人と環境に優しい鉄道」をコンセプトに3000形車両が誕生しました。

3000形車両は室内および外観デザインを一新し、バリアフリーや環境保全にも配慮すると共に、構体構造や客室内の構造、設備を簡素化し、主回路、空調などの各種システムを見直し、より一層のコストダウンを目指した車両としました。

編成及び車種構成は8両と6両の編成を有し、それぞれ6M2T、4M2Tの構成としています。
車体は軽量オールステンレス車体とし、側構体は#80BG仕上外板を使用した日車提案のブロック構体が採用されています。

前頭部は側開戸より先の部分を普通鋼とし、前面窓は平面ガラスを使用していますが、垂直方向にRを付けた構成とし、周囲を柔らかい曲面で絞込み、メタリックシルバー塗装仕上としています。標識灯下部から窓部を含めた上全体をつや消しブラックフェイスとし、突当座の下部とスカートの上部を斜めに切上げたデザインとあいまって安定感のある斬新なイメージを出しています。

前面貫通扉は車掌室側に寄せた位置に設け、運転台の幅や運転席窓ガラスを左右に広く取り、乗務員の居住性、操作性、視認性を重視した機器配置としています。
前面及び側窓下部にはコーポレートカラーである京成レッドと京成ブルーの帯を2段にあしらって全体を引締めています。

室内は明るい暖色系を基調に配色し、暖かく親しみやすい清潔感のある車内とし、ホワイト系の内装パネルにグレー系柄付きの床敷物、パープル系柄付の腰掛け表地を用いています。

天井中央部は、ラインフローの冷風吹出と天井板を一体成形したFRP製天井パネルを全長に通しています。

腰掛は片持ち式ロングシートとし1人当りの座席巾を従来より拡幅し、より一層座り心地を改善しています。また、身体の不自由なお客様にも安全を配慮して立席ポストを設けています。優先席部の荷棚は一般部より100mm低く、吊り手も50mm低く設置しています。
空調装置は、屋上集中式空調装置を1両あたり1台搭載しています。

今回当社では、3000形を8両編成1本と6両編成2本の合計20両を製作しましたが、この3000形が今後の通勤型の標準電車となるよう期待されます。
 京成本線のみでなく都営地下鉄浅草線、京浜急行線等にも乗入れて、順次営業運転に投入されています。

[鉄道車両本部]
[京成3000形諸元]   

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