> アースドリル |
2020.10
ED6200H-2ドラグライン仕様機を揖斐川工業株式会社殿(本社:大垣市)へ納入しました。ドラグラインとは土砂をかきとる掘削機械であり、揖斐川工業株式会社殿ではコンクリートの原料になる骨材を地中より採取するために使用しています。
もともとドラグライン仕様は当社の製品ラインナップにはありませんでしたが、揖斐川工業株式会社殿を中心にする大垣地区の砂利採取業者様の所有機械老朽化に伴う開発要望をもとに製品化しました。一号機は岐阜興業株式会社殿(本社:岐阜県安八郡)へ、二号機が今回納入した機械になります。
機械の最大の特徴は高いラインプル(=ワイヤーを巻き上げる力)と頑丈なブーム(=サオ)です。砂利採取において、深い所では約10m下より土砂を抱えたバケット(掘削ツール)を引き上げてくる必要があります。過酷な基礎工事で杭を打設するアースドリルをベースにしており、砂利採取においても一度に大量の土砂(=骨材)を採取することが可能です。 オペレーター様からも従来の機械と比較し、「クラッチ操作が不要になり、操作性が格段に向上した」「硬い土質でもバケット(掘削ツール)を楽に引き上げることが出来る」と好評頂いております。 大垣地区では老朽化したドラグライン機が現在も稼働しており、今後も継続して入替を推進していきたいと思います。