鋼構造物疲労きれつ検知システム破断検知線溶接部ヘルスモニタリングクラックパトロール
早期・確実・安価に検出するき裂センサー
破断検知リレーとTDRを組み合わせた使用法
@設置
A列車・自動車等の走行によりき裂が発生 → 検知線が破断 → 導通が途切れる
BTDRにつなぎ替え → 列車・自動車等が走行中に位置特定を行う
C1番目のき裂及び破断検知線を修復 → TDRで2番目のき裂位置特定 →
2番目のき裂及び破断検知線を修復 → TDR計測 → 異常なしを確認し終了
TDR(Time Domain Reflectometry)法
2本の導線間に電気的なパルスを送ると、導線が短絡・断線している場合にパルスが反射して戻る原理を応用し、断線位置を特定する技術。
電線破断までの距離と電線敷設図を対比させ亀裂発生個所を特定。(一筆書きで配線して使用)
検知線と銅線を交互に16回接合した最大70mの回路を数種類作成し確認試験
⇒ 位置誤差は最大で1.5%(絶対値で1m)と、実用上十分な精度を確認
@貼付個所の清掃 | A接着剤の塗布完了 | ||
B検知線の貼付完了 | CTDR通電試験 |
制御盤 (破断検知リレーとTDRを組み合わせた使用法の場合)
※このシステムは東海旅客鉄道株式会社殿との共同開発です。(特許取得済)