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上野動物園 モノレール

 

 昭和32年、10月14日に日本車両が製造し東京都交通局に納入した国産技術による日本最初のモノレールです。
昭和32年当時モノレールを将来都市交通機関として建設する計画が生まれ実験線を兼ねて上野動物園と不忍の池を結ぶ約330mの区間にモノレール線が建設されてこの車両が使用されました。
車両は特殊な形のボギー台車と、ハンガーに懸垂された車体から成り立ち2両固定編成で両端に運転台を設け、当線区画の往復運転が可能な構造になっています。
走行車輪には日本の鉄道で初めて空気タイヤを採用されました。
皆に親しまれたこの1号車は、営業運転の他に種々の実験、研究を経て、昭和41年12月にその任務を終え、2号車に引き継がれました。

恩賜上野動物園モノレール40形懸垂電車完成

 

 

メモリアル車両広場 0系新幹線 名鉄モ800形 ボルスタレス台車 8620形蒸気機関車 上野モノレール