企業理念

私たちは、健全経営のもと、最高品質のものづくりを通じて、
社会基盤の充実と発展に幅広く貢献していきます。

明治29年の創業以来、
社会に必要とされ、貢献する事業を継続してきました。

日本車両は明治29年(1896年)に鉄道車両の製造販売を目的として、名古屋市に設立されました。2021年には創業125周年を迎えた老舗企業である当社は、鉄道の発展とともに成長してきました。さらに鉄道車両の製造技術を輸送用機器や建設機械へ、溶接技術を橋梁建設へと展開して事業の幅を広げ、現在は、工場を持たないエンジニアリング本部を加え、5つの事業を構えています。

いずれの事業も「インフラストラクチャー創造企業」というキャッチフレーズのもと、社会に必要とされ、貢献する事業を継続してきたという自負があります。そうした気概は社内にも浸透しており、『最先端の技術で人々の生活に役立ちたい』『世の中を豊かにしていく製品づくりをしたい』『それを叶える会社である』と、社員全員が誇りを持って仕事に従事しています。その姿勢が「品質の日車」「納期の日車」と呼ばれるような高い技術力と信頼に繋がっていると考えています。

また私たちは東海旅客鉄道株式会社(以下JR東海)のグループ企業として、鉄道製造技術を高めていることも強みです。
126年の歴史を紐解くと、日本車両は日本初のバスや地下鉄車両の製造を手掛け、杭打機においては世界初となる3点式パイルドライバ方式を開発するなど、時代に先駆けてさまざまな事業に挑戦してきました。ところが私たちの歴史は常に順風ではありませんでした。アメリカにおける鉄道車両製造の事業遂行が困難となり、創業以来最大の危機に直面しました。私たちはこの危機を乗り越えようと、社員一丸となって再スタートに取り組むべく「日車再生プロジェクト」を発足させました。

そして2019年に「企業理念」を刷新するとともに、新たに「私たちが大切にする価値〜日車Value」「私たちの行動指針〜日車Way」を策定しました。

普遍的な理念を継承しつつ、
「健全経営」「最高品質」を掲げて、信頼に応え続けます。

企業理念には、以前から「インフラストラクチャー創造企業」として、社会基盤の充実と発展に幅広く貢献していくことに重きを置いていました。それは125年の歴史の中で守り抜いてきた普遍的な理念です。さらに刷新した企業理念には、経営的に苦しかった教訓から得た「健全経営」と、メーカーとして守るべき「最高品質」という2つの言葉を加えました。

企業理念は、企業の社会的な意義を端的に表しているものです。さまざまな課題に直面した際に「企業理念の精神はどうだったか」と考えていただきたいと思っています。「日車Value」「日車Way」はそのための具体的な指標です。

「日車Value」では、「お客様の満足」「会社の発展」「規範の遵守」を掲げました。どれも企業として当然のことですが、改めて心に留めることで、お客様の喜びは会社や自分の喜びになることを実感し、高い良識を持って社内外のルールを守ることで世の中からの信頼に応え続けていこうという意思を込めています。

さらに「日車Way」では、「責任感」「コミュニケーション」「人材育成」「自己変革」「挑戦」の5つを策定しました。この5つで大切になるのは当事者意識を持つということです。さまざまな課題を自分事として捉え、前向きに取り組む姿勢を表しています。

外部環境の変化に左右されない収益構造を。
そのために必要な新たなリソースを生み出します。

2021年に新たな中期経営計画「日車変革2030」を発表しました。10年先を見据えて、直近3年間、何をすべきかを明確にしており、当社を取り巻く状況を鑑みた具体的な方針を挙げています。
核となるのは、需要変動に左右されない収益構造への転換です。我が国では、少子高齢化が進み、カーボンニュートラルなど環境への配慮、新型コロナウィルスによる生活様式の変化など、外部環境が大きく変化しています。またDX化も企業の浮沈のガキを握っています。こうした急激な変化に左右されない収益構造を確立するためには、当社の強みを強固にしていく必要があります。

そこで「日車変革2030」では、「品質」「カスタマイズ」「JR東海との連携」の3つの強みを生かし、新たに必要となる技術や人材を獲得して、エンドユーザーを含むすべての現場に「安全と信頼をスマートに提供していく」ことをめざしています。例えば、安全性やメンテナンス性など使いやすさを意識した製品づくりをするだけでなく、製品を販売した後も改良や省人化などを提案できれば、さらなる課題を解決するビジネスパートナーとなれるでしょう。それを実現させるには、現場が何をやっていて、どんなことに困っているかを知る必要があります。もっともっと視野を広げて課題を発見し、私たちの技術で解決できる場を求めています。

新たな領域を広げるためにも
若い感性・若いチカラを求めています。

これからは私たちが長年経験してきた知見に加えて、新しい考えを持って領域を広げていくことが必要だと感じています。そこで、期待しているのは、若いチカラです。私たちの経験と新しい感性を融合させて、新しい時代の強みにしていきたい。日本車両の約2000人の社員はみな真面目で誠実で素直な人が多く、穏やかな雰囲気が美点です。人材育成においては、新入社員を先輩社員がサポートするエルダーブラザー制度を導入し、安心して成長できる機会を設けています。

その中で「主体性」を持ち、「コミュニケーション」を大切にしてチームで活躍し、「論理的思考」を持って物事に筋道を立てていけるような人材を育てていきたいと考えています。ただ穏やかな雰囲気の社風だけでなく、これからは少々尖った感性がブレイクスルーを招くこともあると期待しています。
社会に広く貢献できる製品に携わることは大きなやりがいにつながります。日本車両のダイナミックなものづくりを知り、「好きだ」「面白そう」と感じていただければ当社での未来が拓かれると思います。「好き」という想いは「もっと知りたい」「もっとできるようになりたい」という主体的な姿勢の元となります。それは「好奇心」と言い換えられるかもしれません。「好き」だと思える仕事を通じて、私たちと一緒に、世の中を支えてまいりましょう。

夢をつなぎ、
未来をつくる
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