エンジニアリング本部
営農施設部 技術グループ
2015年入社

佐藤 佳織

大型設備の新規案件に関わり、
設計技術やチームマネジメントなど今の仕事につながる学びを得ました。

営農プラントの改修や機械更新において
受注から設計、工事、機械稼働まで幅広く対応しています。

日本車両のエンジニアリング本部に所属し、JAの営農プラントにおける施設改修計画や機械更新の提案を行っています。
機械更新の時期が近づいた営農プラントに対して、更新案件の設計や製作管理、工事管理、設置後の稼働対応なども私の仕事です。営農プラントとは、カントリーエレベーターや種子センターなど、収穫された米や麦など穀物を乾燥調製・貯蔵、出荷を一元管理する施設です。日本にある営農プラントの多くは昭和50〜60年代から平成初期に建てられたものが多く、設備や機械が経年劣化しはじめています。
そこで当社では、施設そのものの改修や機械の更新などを提案しており、受注から設計、工事、機械稼働まで幅広く対応。若手でも仕事を任せてもらえるので、案件の計画段階から関わることができ、自分のアイディアが形になることにやりがいを感じています。

利便性やメンテナンス性など
長期的な視点での設計技術が身につきました。

入社3年目で熊本県の新規案件に関わったことは私の大きな成長に繋がりました。
建屋から設備まですべて納入する大型案件で、私は機械のレイアウト設計を任されました。当時は熊本震災後で、復興工事のために業者さんも非常に忙しい中で、9月の米収穫には間に合わせなければならず、製作管理や発注業務など目まぐるしい日々でした。しかし、ゼロから新しい施設を立ち上げることは学ぶことばかりで毎日が新鮮でした。例えば、設備は一度設置したら簡単に移動できるものではありません。そのため、レイアウト設計では、工事のしやすさや設置後の使いやすさ、メンテナンス性など長期的な視野を持って設計する必要があります。
上司や業者さんと相談しながら、設計を進め、工事着工後は助監督として現場入り。建屋が完成したときはこの上ない達成感を感じました。「どんな点に配慮すべきか」「どんなチームを組む必要があるか」など、その時に学んだことは、今でも活きています。

鉄道から建設機器まで製品の幅広さが魅力。
将来はマネジメントにも関わりたい。

幼い頃からものづくりに興味があって、機械科に進学した私。ものづくりで社会貢献したいという気持ちで就職活動しました。日本車両は鉄道車両だけでなく、建設機械を手がけていることも知り、幅広く手がけている会社であることに魅力を感じ、入社を決めました。
現場では、まだまだ女性は少ないですが、上司や先輩はとても優しく、困った時はすぐに手を貸してくれます。社内外の人たちと協力し合いながら製品を作り納める過程では、同じチームの仲間として対等に仕事ができるので、女性が少なくても居心地の悪さを感じたことはありません。現在はプレイヤーとして設計業務に関わっていますが、今後も大型案件やジョブローテーションなどを積極的に経験して、女性管理職としてマネジメントできる立場になりたいと考えています。

就活生へメッセージ

積極的に動けば、
不安や心配も前向きな気持ちに変わります!

コロナ禍での就職活動は、期待よりも不安や心配の方が大きく感じることもあると思います。そんな時でも積極的に活動して、さまざまな分野や業種に興味を持って視野を広げてください。不安や心配も前向きな感情に変わると思います。みなさんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています!

休日の過ごし方

休日は応援幕と一眼レフカメラを持って競馬場へ足を運び、趣味を楽しんでいます。競走馬や騎手を撮影したり、馬券を購入したり、競馬場グルメを堪能したりしています。人馬一体となり、目の前を駆け抜けていく競走馬と騎手の姿はとてもかっこよく、興奮します! 競馬場には通称UMAJOと呼ばれる、競馬が趣味の女性がたくさんいて、共通の趣味を通して全国各地に友人ができました。その友人たちと会うのも休日の楽しみの一つです。

この社員が関わっている事業
エンジニアリング本部
この社員の職種
設計
夢をつなぎ、
未来をつくる