鉄道車両本部
資材部 外作グループ 外作一係
2019年入社

大矢 航平

車両製造に必要な部品を調達。
品質や納期を守り、さらにコスト低減で最適なものづくりを支えています。

鉄道車両の製造に必要な部品を調達すること、
その中でも品質や納期、コストを守るのが私たちの仕事です。

鉄道車両の製造には様々な部品が必要ですが、当社ですべての部品を作るのではなく、一部は部品メーカーから仕入れています。
このような調達部品に対し、品質や納期、コストを管理するのが、私が所属する資材部です。私は主にコスト管理や契約業務を担当し、どのメーカーに発注するか、いくらで購入するかなどを検討しています。
仕事上で大切にしていることは、実際に現地に足を運び、自分の目で確かめること。例えば、新型車両の製造では、新しい部品の調達が必要になりますが、厳格な品質基準を満たした確かな部品を調達するためには、発注先の技術力や品質保証体制などを確認することが大切です。
机上の資料だけで判断せず、実際の製造工場を訪問することで、現物や現場の状況を見ながら製造工程や品質について自分の目で確認し、発注しています。

現場のものづくりに寄り添うために
社内外の関係者との交渉力・調整力が大切です。

発注した後も、発注先のものづくりに寄り添う姿勢を大切にしています。
製造工程や品質などをすべて発注先に任せきりにするのではなく、希望通りの製品に仕上がるように、私たちも一緒になって考えてプロセス管理をしています。
検査で不具合が生じたり、納期に間に合わなかったりした時でも、私たちが現場に赴き、どこに原因があるのか、どうしたら防げるかなど、改善策を考えることもあります。ですから、発注先とのコミュニケーションはとても重要になります。
また、社外だけでなく、社内で設計・製造・検査を担う各部署との連携も欠かせません。コストを下げるためにはどのような構造設計が最適なのか、製造現場ではどんな部品が求められているのか、検査基準をクリアするにはどうしたらいいかなどを、社内の関係各部署と日々話し合います。
こうして安心安全な車両づくりにこだわり、社内外の方々と関わっていく仕事を通じて、交渉力や調整力が磨かれたと実感します。

製造原価の半分以上を占める資材コスト。
コスト低減の取り組みで会社に貢献したい。

入社後、研修を経て、今の部署に配属されてからすぐに、新型車両の資材調達プロジェクトのリーダーを任されました。
鉄道車両にはどんな部品が使われているか、部品の適正価格はどのくらいなのかなど、何もわからない中でリーダーを務めることは、正直不安でした。しかし、「知識がなければ補えばいい」と考え方を切り替えて、わからないことがあれば上司や先輩、現場の方に納得できるまで何度も質問するように心掛けました。
入社間もないこの時期に、一つのことに没頭し、車両や部品の知識に加えて多くの人との繋がりが得られたことは、現在も仕事をする上で大きな財産になっています。当時は気付いていませんでしたが、配属直後の私がリーダーを任された本当の意味も、そこにあったのだと改めて感じています。
私は文系学部出身でありますが、世界に誇るものづくりに携われることにやりがいを感じています。資材コストは製造原価全体の半分以上を占めていますので、これからも自分の仕事に誇りを持って資材調達のコスト低減に対する取り組みを加速させ、会社に貢献していきます。

就活生へメッセージ

興味がないことには熱くなれない!
自分が納得するまで就職活動を続けてください。

私は、日本一や世界一といった高い目標を達成できる業界に就職したいと考えて、就職活動をしました。いくつかの企業と接する中でも、最後まで妥協したくないとの思いで就職活動を続け、日本車両に出会うことができました。
就活生のみなさんにも、自分が納得できるまで粘り強く就職活動に取り組んでいただきたいと思います。

休日の過ごし方

休日は時間を余すことなく徹底的に活用し、アクティブに楽しんでいます。職場のメンバーとのゴルフや同期とのキャンプなど、様々な過ごし方をしていますが、旅行も趣味のうちの一つであり、これまで国内外を問わず様々なところを訪れました。特に、海外旅行の行先については、以前からアメリカ一筋なので、連休の際にはアメリカに旅行することもありました。海外を訪れ、はじめての土地で異文化に触れることで、自らの視野が広がるのが快感です。新たな出会いや体験からの刺激を自らのエネルギーに変えて、リフレッシュをしています。

この社員が関わっている事業
鉄道車両本部
この社員の職種
調達
夢をつなぎ、
未来をつくる