機電本部
製造部 製造課
2016年入社

森本 慎平

建設機械の塗装工程を管理。
製造工程に関わる全員がチームとなって「品質の日車」「納期の日車」を守っています。

前後工程との情報共有や協力関係を大切にして、納期を守っています。

私は建設機械を製造する機電本部にて、塗装工程管理を担当しています。
塗装工程といっても部品段階での先行塗装や組立後の建設機械本体の塗装と様々あり、それぞれで後工程に遅れが出ないよう段取りをしたり、現場作業者のサポートを行う事が主な仕事です。また組立後の塗装は製造の下流工程になるので、出荷日を守れるように日々の人員・スケジュール調整も重要です。
こうした工程管理で欠かせないのが前後工程の状況確認です。時には、前工程の製造が遅れていたり、検査で不具合が見つかって修正作業が発生したために、塗装工程のスタートが遅れるということもあります。そんな時でも出荷日はずらせません。
しかし、事前に現場作業が遅れるということがわかれば、人員配置を調整したり工順を入れ替える等、対策を講じることが出来ます。また塗装工程の遅れにより、後工程に影響が及ぶこともあります。こうした情報を事前に収集・共有することで納期を守っています。

万が一の時も助け合えるチーム力で
トラブルを乗り切りました!

前後工程の状況確認では日頃の信頼関係がとても大切だと実感しています。
以前、現場作業者が病気や怪我などの理由で欠員が出てしまったことがありました。作業工程に大きな影響を及ぼすため、人員不足は大きな痛手です。すぐに現状人数を把握し、工程の見直しを図りましたが、どう考えても納期に間に合わせることができないと判断。そこで私は前後工程の担当者に相談し、組み立ての順番を変更してもらったり、協力会社に工場外注依頼を出す等、工程を変更したり、作業負荷調整を行う事で、何とか納期に間に合わせることができました。
前後工程の担当者は嫌な顔ひとつせず、協力的に関わってくださり、心から感謝すると共に、「万が一の時に助け合えるチームっていいな」と日本車両の強みに誇りを感じました。社内外に問わず、信頼関係を築くため、常日頃からコミュニケーションを大切にしています。

自分が手がけた車両が現場で働いている!
企業理念の言葉をリアルに見て、誇りとやりがいを実感。

愛知県出身の私は幼い頃から新幹線や名古屋鉄道に親しみがあり、その車両を手がける日本車両に興味を持ちました。
就職活動で豊川製作所の工場見学に参加した時、海外向けや国内私鉄向けの鉄道車両がズラリと並ぶ圧巻の姿を見て「すごい!」と感動したことは今でも忘れません。さらに感動したのは、就職後、実家の近くで高速道路建設の基礎工事で私が関わった建設機械が稼働しているのを見た時です。加えて高速道路の建設を一部担当していたのが、なんと日本車両の輸機インフラ本部だったのです。当社の企業理念には「社会基盤の充実と発展に幅広く貢献していきます」という言葉があるのですが、実際に現場で働く建設機械を見て「本当に日本社会の役に立っている!」と、耳慣れた言葉が現実になっているのを感じ、この上ないやりがいを感じました。
日本車両が建設機械の製造も行っていることを知ったのは就職活動時でしたが、今では建物や社会インフラの整備に必要となる機械の生産に携わり、人々の生活に貢献していると実感できるのが嬉しいです。

就活生へメッセージ

入社後は、大学の勉強以上に学ぶことが多い。
誰でも1からのスタートです。

私は就職活動時に先輩社員の話を聞き、良好な人間関係と風通しの良さを感じて、志望度が高まりました。就職は大きな決断なので価値観が合うところを選んでください。最初のスタートラインは皆同じ。入社してから学ぶことが多いので、学部学科に関係なく「ここで活躍したい」という気持ちで入社してください。

休日の過ごし方

学生時代の友人や義両親、職場の愉快なメンバーとゴルフに行っています。はじめは職場の人との付き合いのつもりで始めたゴルフですが、どんどん良くなっていくスコアに、いつしかハマっている自分がいました。一度、目標の2桁スコアに到達した時には何とも言えない達成感がありました。(それ以降は全て3桁スコアなので、必死に練習中です笑)
20代から上は70代と幅広い方々と気兼ねなく、和気あいあいと(運転手じゃない時にはお酒を片手に)コースを回れる事がゴルフの楽しいところであり、醍醐味だなと思っています。

この社員が関わっている事業
機電本部
この社員の職種
製造
夢をつなぎ、
未来をつくる