輸機・インフラ本部
工事部 工事二課
2018年入社

則次 代智

社会インフラを支える橋梁
都市部から山間部まであらゆる環境で橋梁架設工事に関わっています。

工事現場における架設工事の計画及び
「工程・安全・品質」管理を担当しています。

輸機・インフラ本部のインフラ部門では、道路橋や鉄道橋などの設計、製作、架設及び補修・補強工事まで一貫して行い、全国3000橋以上の実績を誇っています。
衣浦製作所で作られた橋桁を工事現場まで輸送し、大型クレーン等を使用して所定の位置に納めます。橋桁を所定の位置に納めることを「架設」といいます。架設前に工事現場では作業ヤードの整備や足場組立など準備が行われます。架設した後は主に高力ボルトを締め、塗装し、コンクリートを打設します。長い工程の中にたくさんの工種が含まれており、すべての工種を統括して管理します。
その中で私が第一に考えるのが安全管理です。無事故で工事を終えるにはどのような設備が整っていれば良いかを考え、時には現場作業員への注意喚起を促します。「安全に作業をする」という意識を持たせることも業務の一環です。その上で工程の進捗具合や、橋桁を基準値内の形状に納めるように管理します。わからない事があれば先輩に相談することや、現場作業員からの意見も取りに入れることで問題を解決していきます。

入社2年目で経験した工事現場
技術も人間関係構築も、現場で携わった先輩達に育ててもらいました。

入社2年目で都市高速の架設工事に関わったことは私にとって良い経験になりました。
はじめは技術もコミュニケーションも未熟でした。現場作業員に指示を出すものの、「なぜそうするの?」と質問されてもうまく答えられず、私の経験・技術の少なさが際立ち指示は空回りするばかりでした。
落ち込む日もありましたが、先輩が丁寧にフォローしてくださったおかげで「とにかくわからないことはなんでも相談しよう」と思い直しました。わからないことは聞き、自分の中で理解してから指示するように心掛けました。それから現場作業員に指示内容を理解してもらうことができ、円滑にコミュニケーションをとることができました。
架設工事が無事に終わった時は「ここまでやれたんだ」と大きな達成感を得ました。高速道路が開通したら日常生活でも利用することがあり、「この場所ではこんなことがあったな」と当時を振り返ることができるのもこの仕事の醍醐味です。

将来的には「送り出し工法」の担い手と
なり、さらなる社会基盤の構築に貢献したい。

都市部や山間部など、環境が異なるいくつかの現場を経験し、数字を意識して現場を見ることができるようになりました。
例えば、「この鋼材は重さこれくらいだからフォークリフトに積めるな」「この設備にはこのくらいの荷重がかかっているからボルト本数は最低でもこれだけ必要だな」など、数字を意識すると問題があった場合に良い解決の判断材料になり、適切な対応策をとることができます。将来はさらに技術を高め、「送り出し工法」を任せてもらえる技術者に成長したいです。
橋梁の架設にはいくつかの工法がありますが、「送り出し工法」は河川や道路・鉄道など、橋梁下にクレーンが設置できない場合に有効な工法です。
しかし、一般の工法に比べ計画や工事には綿密な準備と高い技術が必要です。私はその工法の担い手となり、さらに幅広い架設工事に関わっていきたいです。

就活生へメッセージ

自分から話しかけて、不安を解消し、
受け身ではなく自分から行動してください。

就職活動時も就職後も、自分から話しかけることを心がけてください。やりたいことや困っていることに対して、適切なアドバイスがもらえたり、協力者が現れたりします。私自身、会社の中でこれまで出会った人達は皆優しい人たちだと感じています。理解するまで丁寧に教えてくれる方が多いので、安心して入社してください。

休日の過ごし方

休日はよく登山に行きます。三重の鈴鹿山脈やアルプス、八ヶ岳等の山々に夏冬関係なく行くことが多いです。入社して2年目の秋頃に本格的に装備を買い揃えてから登山にハマりました。長野に登山しに行くと必ず下山後にそばを食べます。それも楽しみの一つです。日帰りで行くことが多いので今後はテント等の野宿できるくらいの手に入れ1泊以上で縦走に挑戦してみたいと思います。

この社員が関わっている事業
輸機・インフラ本部
この社員の職種
工事施工管理
夢をつなぎ、
未来をつくる