車両等の整備工場内では、様々な部品や機器を搬送する必要があります。日本車両では車体・台車まわりを中心に 自動または半自動で搬送する装置を提供することが可能です。
軌道式搬送装置は、鉄製車輪と軌道(レール)を用いてワークを搬送する装置です。本方式は搬送に対する走行抵抗が小さいため、電気容量を抑えつつ高荷重のワークを搬送することが可能です。当社では最大650tのワーク搬送の実績があります。
また車輪にフランジを設けることで、直線だけでなく曲線に関してもガイドを設けることなく搬送することが可能です。
前後・左右・旋回など自在に走行でき、工場内のレイアウトを生産量などに応じて変化させたい場合に有効な搬送方式です。
磁気誘導を用いることで床面をフラットにすることが可能で、装置周辺で作業される方にも安全な搬送方式です。磁気誘導は、磁気棒埋設式と磁気テープ貼付式があり必要に応じて走行経路を変えることが可能です。
当社では、長尺品搬送や大型重量品搬送など多種多様なご要望にお応えします。
航空機部品搬送用特殊コンテナ
航空機部品を搬送するための特殊コンテナです。重量があり、取扱いに慎重さを要するワークの安定支持が可能な構造が特徴です。