古紙処理機器・設備 |SSI 破砕機|ニーディングパルパー(離解)|フラッシュソーター(選別)|ニューソーター(離解)|フォールウォッシャー(洗浄)
古紙原料処理設備
「ニーディングパルパー」は、「パルパー」と「ニーダー」機能を兼ね備え、離解・剥離・分離を一括処理でき、難離解古紙や、大量の異物を含む古紙等、未利用古紙のリサイクルに役立つ一方で、設備動力の節減も出来る、画期的な古紙原料処理設備です。
そんなご要望にお応えした、古紙原料処理機「ニーディングパルパー」。
多種古紙(難離解、機密古紙原料)に応じた高濃度の離解が可能になり、再生紙の原料とならなかった禁忌品古紙(容器包装リサイクル法古紙等)の利用も可能となりました。
低速回転のため、ラミネート、着粘物などの異物の微細化を防ぎます。また、周辺機器を小型化し、省スペースを実現。
古紙リサイクル率の向上に伴なう原料品質の低下は、処理プラントを複雑化しエネルギー消費量を増加させるという新たな問題を引き起こしています。
『環境に優しいパルパーはどうあるべきか!』パルパーの本質に迫り、古紙原料処理に適した高濃度・連続式『ニーディングパルパー』を開発しました。
装置は長円筒タブと内部に設けられた多段のローターからなり、上部から投入された原料は高濃度で離解されながら下降し、下部でニーディングされた後、スクリューフィーダーから連続して排出されます。原料の上下回流がなく低速で運転でき、従来にない優れた特長を持っています。
装置は長円筒タブと内部に設けられた多段のローターからなり、上部から投入された原料は、高濃度で離解されながら下降し、下部でニーディングされた後、スクリューフィーダーから連続して排出されます。 負荷制御と低回転ニーディング効果により、ラミネート、雑誌背糊などの異物の微細化が抑えられます。
※Kneading Pulper 紙を繊維状に離解する
装置は長円筒タブと内部に設けられた多段のローターからなり、上部から投入された原料は、高濃度で離解されながら下降し、下部でニーディングされた後、スクリューフィーダーから連続して排出されます。 負荷制御と低回転ニーディング効果により、ラミネート、雑誌背糊などの異物の微細化が抑えられます。
様々な古紙原料を高濃度で離解します。この高い離解力は多くのお客様にご好評いただいています。
ミルクカートン+オフィス古紙 | ||
![]() 古紙原料 |
![]() |
![]() リジェクト |
電話帳 | ||
![]() 古紙原料 |
![]() |
![]() リジェクト |
ニーダー+パルパーの1台2役なだけでなく、高い離解力を誇るニーディングパルパーの仕様をご紹介いたします。
ニーディングパルパー型式 | KNP-01 | KNP-03 | KNP-05 | KNP-10 | KNP-20 | |
処理量(t/d) ※処理原料により異なります。 |
一般古紙 | 10 | 30 | 50 | 100 | 200 |
難離解古紙 | 5 | 15 | 25 | 50 | 100 | |
主電動機(kW) | 30 | 75 | 150 | 300 | 600 | |
ケーシング直径(mm) | 900 | 1400 | 1800 | 2250 | 2950 | |
原料投入高さ(mm) | 3000 | 5000 | 5470 | 6500 | 7500 | |
本体質量(t) | 3.5 | 6 | 13.5 | 20 | 30 |
古紙リサイクル処理設備の構成例をご紹介いたします。1台2役のニーディングパルパーにより、ニーディングとパルパーが1台分で設置でき、省スペースに。さらに稼動電力も省エネ稼動で、設備全体の効率化を実現します。