近年、大都市圏を中心に再開発が活発になっています。新たな構造物を建設するためには、既存の構造物を取り壊す必要があり、杭基礎を含む地下構造物も例外ではありません。 地下構造物の撤去=障害撤去工事の需要は年々高まっています。 都市部での障害撤去工事は狭隘地施工や隣接建物との近接施工など厳しい施工条件が厳しく、当社の既存ラインナップでは施工困難な場合がありました。 そこでこの度、コンパクトで分解輸送性に優れたDHJ-45NRを開発し、 障害撤去仕様機として販売を開始しました。
実績と信頼性の高い角型リーダを採用しています。リーダはリーダ起伏シリンダの伸縮により、前方と左右に3°、後方に90°の可動範囲を持たせ杭心合わせと輸送分解に効果的です。ラック構造のため、分解・組立も容易に行えます。
ロッキングケリーバはケリーガイドヘッドとケリードライブの2点支持により精度の高い掘削が可能です。
最大φ1200oのケーシング装着が可能で、障害物撤去に威力を発揮します。
作業時転落防止と物品落下防止用に、ハウス上に幅木付の手すりを設けました。
φ406o x 7m x 4段式のロッキングケリーバを搭載し、確実な施工が可能です。
油圧アタッチメントを油圧源を供給します。
※DHJ-45の本体油圧源は使用できません。別途、油圧ユニットが必要となります。
・最大φ1200oのケーシング引抜きが可能です。
・φ400〜φ1100のクランプカラーにて各ケーシング径に対応できます。
・DHJ-45に装着されたケリードライブの回転駆動力を伝達します。
・DHJ-45の本体油圧源を動力源としています。
・運転室内のレバー操作とリモコン操作にも対応しています。
・パワージャッキはケーシングをチャックした状態でケリードライブの昇降によって杭芯移動ができます。
ケーシング最大径はφ2000mmまで可能です。ケージングとの連結用フレックスカップリングはオプションとなります。
最大軸掘り径はφ2000mmまで可能です。
拡底バケットは BK13-III 型まで装着可能で、同等サイズの各種拡底バケットにも対応可能です。また拡底管理装置を標準装備しています。
1 本掛け時 最大吊り能力:8.0t×6.4m(ケリーバ付、ケリーバドライブ付)
2 本掛け時【オプション】最大吊り能力:13.0t×5.6m(ケリーバ無、ケリーバドライブ付)
最大吊り能力:1 本掛け時:5.0t×7.2m(ケリーバ付、ケリーバドライブ付)※能力の詳細については、定格総荷重表をご参照ください。
低重心施工
近接地施工
確実な掘削
トレーラでの搬入
容易な分解・組立