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2011.01

第54回静岡県紙業振興大会 「富士市長顕彰」受賞

  平成22年11月16日(火)富士グランドホテルにおいて第54回静岡県紙業振興大会が200名を超す参加者のもと開催され、エンジニアリング本部産業機械部が業界に多大なる貢献があったとして地場産業振興協力功績者として富士市長より表彰されました。

 戦後、わが国においてトイレットペーパーはまだ普及しておらず、進駐軍や都市ホテル等の要求に応じ紙の生産地であった静岡県を中心に製造されていました。昭和40年前後からの高度成長と欧米型の住宅建築、下水道の普及などに伴い需要が大幅に伸び、店舗や一般家庭にも幅広く普及を始めた時代に、産業機械部はこの分野にいち早く着目して海外の自動機械の調査を始め、40数年前にアメリカから1ロールの自動包装機をドイツからはテーブルナプキンペーパーの自動折畳み加工機を静岡県富士地区のユーザー様に輸入販売いたしました。以来産業機械部は、製紙加工機械分野において、静岡県富士地区と大きく関わることとなり、今回の紙業振興大会での表彰へと繋げることができました。

包装品 1ロール自動包装機

その後、ユーザー様の要望に応え、4ロール、12ロール全自動包装機などを包装機械メーカーと次々と共同開発、ヨーロッパの紙加工機械展示会視察で出会った空間を利用するFlex-Linkコンベアをスウェーデンから部品で輸入し、日本の工場特性に合わせて設計・加工・組立てして提供するなど、時代の最先端の技術を提供してまいりました。

  また、紙需要の拡大に伴い、製造設備関係の機器にも力を入れ始め、抄紙機、原料設備、集塵装置、排水処理等幅広い機種を取扱う様になり現在に至っています。

  このような永年にわたる製紙業界への功績が認められ、このたびの産業機械部への表彰という形となりましたが、これに満足することなく、今後も業界のニーズに応える製品を開発、提供し続けていきます。

[エンジニアリング本部産業機械部]

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