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鉄道車両トピックス

2012.12

平成24年 卓越した技能者「現代の名工」 厚生労働大臣表彰

 平成24年度の厚生労働大臣表彰「卓越した技能者」として鉄道車両本部艤装工場の大庭義弘が表彰されました。この賞は、卓越した技能を有し、かつ長年にわたり日本の産業の発展に寄与し、他の模範として認められた者に授与されるもので、受賞者は「現代の名工」と呼ばれます。大庭は現在も配管ぎ装作業において現場の第一線で活躍しています。 

 

『車両配管ぎ装』の名工(大庭義弘)

 大庭は昭和47年に入社以来、通勤車両から新幹線に至るまで(新幹線に於いては初代0系から最新のN700Aに至るまで)、全ての鉄道車両の配管作業に携わっています。平成10年からは班長として、平成19年から平成23年5月までは工長として、「監督者」という立場で現場を引っ張ってきました。常に図面からの事前検討を行い、自身で取付治具や各種ゲージ類の作製等を行う姿勢は今でも若手の手本になっています。その長年培った知識と技能、そして指導力は、鉄道車両の品質確保と現車作業の工数低減に大きく寄与しています。

受章者本人の喜びの言葉
 このたび名誉ある卓越した技能者表彰を受賞できましたことに心から感謝するとともに誠にありがとうございます。入社以来40年配管ぎ装一筋で良き上司、良き先輩、良き職場の仲間に恵まれたおかげと感謝しています。今後は後進の指導とさらなる品質向上に努めていきたいと思います。(大庭義弘)  

 

■平成23年度「卓越した技能者(現代の名工)」受賞 >

■平成22年秋の褒章「 黄綬褒章 」受章 西村廣美(鉄車本部製造第一課台車工場元工長)>