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鉄道車両トピックス

 

2014.05

平成26年 春の褒章「黄綬褒章」受章

 平成26年春の褒章が同5月12日に発令され、金子雄二さん(鉄道車両本部製造第一課台車工場元工長)が栄誉ある黄綬褒章を受章されました。  黄綬褒章は、永年にわたり業務に精励し、秀でた技術を有し他の模範となる者に授与される褒章で、日本車両の中でも9人目の受章となります。

 

『製缶工』の名工(金子雄二)

 

金子は昭和43年の入社以来、新幹線をはじめとする車両の台枠部品や台車枠の溶接及び組立作業に従事し、製缶から組立作業まで幅広い経験・知識を生かして、装置や専用治具を考案し、組立ラインの構築を行い、高品質・低コスト化に大いに寄与されてきました。海外案件においては、インドネシアや台湾での台車製作の現地生産化における技術指導も実施されており、鉄道車両業界並びに当社の海外展開にも多大な功績を残してこられました。

 これらの事柄は高い評価を受け、平成15年に創意工夫功労者表彰(文部科学大臣賞)、平成21年に愛知県優秀技能者表彰(愛知の名工)、平成23年度「卓越した技能者(現代の名工)」として表彰され、今回の栄誉に至りました。


受章者本人の喜びの言葉
 

この度は、身に余る章を頂く事ができました。有難うございます。
 「日本一、世界一の台車枠ラインに」と40年前に台車枠ライン構築に全力で取り組んでいた入社当時の工長の言葉、 「技術と技能の接点を追求して下さい」と班長の任命を受けた時の上司からの言葉、今までご指導頂いた上司、先輩、同僚に感謝致します。今後は若い人と共により良いモノ造りに尽力していきます。
(金子雄二)

 

■平成23年度「卓越した技能者(現代の名工)」受賞 >

■平成22年秋の褒章「 黄綬褒章 」受章 西村廣美(鉄車本部製造第一課台車工場元工長)>