2014.02
トレーラ(中期ブレーキ規制以降)のブレーキ利き不良にご注意ください
トレーラの停車時におけるブレーキ操作は、2000年7月(中期ブレーキ規制)以前においては、トレーラ・ブレーキ・レバーで行う場合がありました。中期ブレーキ規制以降のトラクタはブレーキ操作系の変更に伴い、停車時におけるブレーキ操作はトラクタの駐車ブレーキ・レバーで行われる場合があり、この操作を多用される場合や登り降りの頻繁な走行等のシビア・コンディションにおいてはオートマチック・スラック・アジャスタ(ブレーキの利き具合を最適化する装置)やブレーキ・カム・シャフト等に負担がかかり、機能が損なわれることにより、トレーラのブレーキ利き不良に到る恐れがあります。
ブレーキの利き不良を防止するために、法律に定められた点検整備を確実に実施し、かつシビア・コンディション時のブレーキ機器の点検を徹底していただき、異常がある場合には部品交換など、適切な処置を行ってください。
なお、ブレーキ機器の点検整備は、専門のサービス工場(認証工場)で受けてください。
この度、ご注意いただくために点検・整備のお願いを掲載しましたのでご案内いたします。トレーラをご利用のお客様におかれましては、トレーラの安全運行にあたり、下記資料をご一読いただきますようお願いいたします。
※当社ではオートマチック・スラック・アジャスタの点検整備について、取扱説明書への記載及びサービスニュースの配布を行い、お客様に注意喚起してまいりました。
この度、日本自動車車体工業会よりあらためてお客様へオートマチック・スラック・アジャスタの点検整備に関する注意喚起を行うことになり、会員である当社も下記資料の周知活動を行うこととなりました。
活動をご理解の上、資料を一読いただきますようお願い申し上げます。
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詳しくはこちら(一般社団法人 日本自動車車体工業会のページへリンクしています)
http://www.jabia.or.jp/use/index.php 「ユーザーの皆様へ」