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2007.03

日本オイルターミナル(株)殿向 タキ1000形式45t積ガソリンタンク車デザイン一新


日本オイルターミナル(株)殿向 タキ1000形式45t積ガソリンタンク車 

この度、デザインを一新した日本オイルターミナル殿向けのガソリンタンク車が完成し、納入されましたので紹介いたします。

 日本オイルターミナル殿は、石油製品の物流合理化を目的として、昭和41年に当時の国鉄(現在の日本貨物鉄道殿)と石油元売各社などにより共同出資・設立された会社です。北海道から長野県までの内陸8ヶ所の消費地に、石油元売各社が共同利用する油槽所を展開され、臨海の製油所との間を石油専用列車で鉄道輸送されています。

 タキ1000形式ガソリンタンク車は、平成5年に専用車扱いの列車の速度アップ(75→95km/h)を図るため開発されたタンク車で、これまでに700両ほど生産されています。
 日本オイルターミナル殿では、今年の3月18日のダイヤ改正で、高速石油タンク列車「スーパー・オイル・エクスプレス」を拡大するため、タキ1000形式タンク車を増備されますが、40周年を迎えられたこともあり今回そのデザインを変更されることになり、鉄道車両本部の協力を得て提案した当社のデザインが採用されました。


 本デザインは、メンテナンス性を考慮して全体の車体色は従来と同様の青色とし、油槽所のタンクをイメージした明るいブルー、ピンク、黄色、グレーなどの楕円を8個配置し、内陸部にある8営業所を表現したものです。デザインを変更されることになり、当社提案のデザインが採用されました。 この車両がガソリン輸送の効率化に寄与するとともに、環境にやさしい鉄道貨物輸送のPRにつながることを期待します。


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