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基礎のはじまり   基礎の分類  杭基礎の工法

土木・建築構造物を支える基礎の基礎

連続壁基礎/基礎の分類  Diaphragm wall

地中に壁をつくる

  

連続壁基礎 Diaphragm wall

堤防、山留壁、止水壁、土塁壁、地下ダム止水壁、地下構造物、地下鉄など

地中、山中、海中などの止水、土留めの役割で、仮基礎、本基礎など様々に活用されます。杭基礎をラップさせながら連続させて壁構造の基礎ができます。

掘削口径(小)φ450〜900

主に柔らかい地盤:(シルト・粘土・砂系の地質)SMW(ソイルセメント)工法


大型杭打機(DH558以上) 攪拌軸:2〜5軸

掘削口径(大)φ1500〜3000

主に固い地盤:(転石のある地盤、既存構造物の残る地盤、岩盤など)


全回転チュービング装置

 SMW(ソイルセメント)工法

SMW(ソイルセメント)工法は、日本において大変普及している、連続止水壁や連続土留壁の構築工法です。

SMWは、握りこぶし以上の玉石が連続的に存在する場合は不向きですが、シルト・粘土・砂系の地質においては、「攪拌翼の外径軌跡までの厚味を持った連続壁」を確実に構築できる利点があります。

SMW工法は、杭打機に装着したア−スオーガ(120〜240PS)に、一般的には3軸が使われますが、2軸から5軸の攪拌ロッドを連結し、主として自重により回転・圧入させながら、攪拌ロッドの先端からセメントスラリー+エアーを注入・噴射し、原位置の土砂とセメントスラリーを攪拌・混合します。 所定のラップ代を持った柱列連続壁が構築されます。

日本車両では、これらSMW工法用のSMW機ベースマシンとして主に、DH558以上の大型杭打機、オーガとしてはNAWシリ−ズで対応しています。

 

※ 土(Soil)とセメントスラリーを原位置で混合攪拌(Mixing)し地中に造成する壁体(Wall)

 

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