未来をつくる
工程と工数を見渡し、
モノづくり全体を最適化する役割を担っています。
台車・鉄工センターでは、鉄道車両に使用される金属部品の板金・切断・溶接・機械加工を担う、モノづくりの起点となる部署です。約150名いる台車・鉄工センターの製造現場工程が計画通りに進むよう、生産計画の立案と実行管理、そして工数の最適化を担っています。
当センターでモノづくりをする上では、社内で製造するものと外部へ委託して製造するもののバランスをとる必要があります。具体的には、社内の生産状況を日々確認し、社内の生産能力を超えると判断した場合、最適な外注メーカーを選定し、業務を委託。製造工程を熟知しているからこそ、「この部品は社内製造が効率良い」「この部品は特定の外注先の方が短納期・高品質で対応できる」という最適な判断を下すことができます。全体のコストと納期、そして社員の負担を考慮し、社内製造と外部委託での製造の割合をコントロールすることが私の主要な役割です。安定した製品供給と、安全・安心な鉄道運行を支えるため、日々、精度と効率を追求しています。
同じ目標に向かってチームで協力し、
やり遂げる中での大きな達成感。
入社して最も印象的だったのは、N700S新幹線の試作車の開発プロジェクトです。新車案件は、図面検討から始まり、製造工程に関しても定まっていないため、工程のコントロールが非常に困難です。製造現場スタッフの一員として、お客様であるJR東海殿の工場へ出向き、車両メーカー2社をまたいで最終組み立てを行う機会もありました。決められた納期に向けて、技術、製造、品質保証など各部署のメンバー、そして協力会社が一つのチームとなり、「お客様が求める高品質の製品をお届けする」という共通の目標に向かって協力し合った経験は、何物にも代えがたい達成感となりました。モノづくりにおけるチームワークの重要性を心から実感した経験です。
そして、鉄道車両、特に東海道新幹線は、日本の大動脈であり、社会のインフラとして必要不可欠なものです。私たちが手がけた部品が組み込まれた車両が、安全かつ安定的に人々を輸送しているのを見るたびに、モノづくりに携わる者として大きな誇りを感じます。
人と情報をつなぎ、
安定した工程を維持することで
お客様に最高品質の製品を提供する
私が仕事の中で常に意識しているのは、「情報を止めない」ということ。工程管理は、自分のところで判断が止まってしまうと、その先すべてに影響が出てしまいます。だからこそ、管理者や同僚、外注メーカーとは積極的にコミュニケーションを取っています。
相手や案件の重要度によって、メール・電話・対面など伝え方も変えます。直接話した方が温度感を伝えられることもあれば、あえて手書きのメモで残すことで「重要な案件である」と認識してもらえることも。相手に合わせたコミュニケーションを心がけることで、結果的に工程がスムーズに進み、トラブルを未然に防ぐことができると考えています。
チームでモノづくりに向き合える、
最高の環境です。
日本車両の仕事は、ひとりで完結するものではありません。設計、製造、品質保証、資材、そして現場。それぞれが役割を持ち、協力しながら一つの車両を完成させています。分からないことを素直に聞けること。「ありがとう」「ごめんなさい」をきちんと言えること。そうした当たり前のコミュニケーションが、結果的に大きな成果につながります。
鉄道が好きでなくても、「チームで大きな目標を達成したい」「社会基盤を支えたい」という想いがある人にとって、日本車両は最高の環境だと思います。
休日の過ごし方
休日は家族と過ごしています。未就学の子供がいるので、日中は近所を散歩したり公園へ遊びに行ったりして体を動かしています。
水泳教室にも通っており、大人も同伴なので毎回こちらもヘロヘロになっています。
ただ日々の成長が目に見えて、とても幸せな時間を過ごしています。
最近は乗り物が好きで、飛行機や消防車を見つけるとキャッキャと喜んでいます。
特に電車に関しては踏切の音が聞こえると「パパがつくったでんちゃ」とたどたどしく言っては電車が通り過ぎるのを見ています。
いつか家族向けの工場見学に連れて行ってあげたいなと思う今日この頃です。