未来をつくる
杭打機の安全と信頼を守る最終工程。
出荷前の一つひとつの確認で、現場の事故を未然に防ぎます。
私が所属する品質保証部では、建設機械の品質保証業務を担当しています。取り扱う製品は、大型建造物を支える基礎づくりに欠かせない杭打機など。品質保証の仕事は、組み上がった製品のラインオフ検査や出荷検査、不具合の原因調査まで幅広いですが、私はラインオフ検査をメインに担当しています。
ラインオフ検査では、組立直後の製品の基本動作や・外観・機能をチェックし、油圧の調整やボルトの緩みがないか、油漏れの有無まで細かく確認します。機種ごとにチェック項目が異なり、100項目以上を確認することも少なくありません。基本的には1人で1台を担当しているため、責任は重大です。1台あたり4日間、新機種は複数人でもう少し長い期間をかけて担当し、製品が現場で安全・確実に使えるように、細心の注意を払いチェックしています。
もしここで不具合を見落とせば、そのままお客様のもとへ届いてしまう。その責任の重さが、私の仕事への集中力とプロ意識を支えています。
マニュアルのない「新機種」への挑戦。
部署の垣根を越えた連携が、品質を支える。
通常の量産機とは異なり、開発されたばかりの新機種の検査は、一筋縄ではいきません。以前、新しく担当した「DHR70」という機種では、圧力調整が必要な箇所が通常の約3倍もあり、手探りでの確認作業となりました。新機種は「どうすれば正しく機能するか」を自分自身で考えて確認する必要があります。
このような時に重要なのが、設計や製造部門との連携です。図面を見ても解決しない問題に直面した際、設計担当者に聞いたり、製造担当者に組み付けの状況を確認したりと、部署を超えてコミュニケーションを取ります。そして、苦労して調整を完了させ、無事に機械が稼働した時の達成感は格別なもの。困難な課題をチームで乗り越える経験が、技術者としての視野を大きく広げてくれています。
困ったら「周りに聞ける」
安心して挑戦できて、着実に成長できる環境。
入社当時は、杭打機の知識は全くありませんでした。特に不具合の原因調査では、機械工学だけでなく電気やエンジンの知識も求められ、一人前になるには長い年月が必要だと言われています。しかし、日本車両にはそれを支える温かい風土があります。
分からないことがあれば、近くにいる先輩方が手を止めて丁寧に教えてくれる。新機種などの難易度が高い案件では、ベテラン社員がサポートに入り、一緒に正解を導き出してくれます。「まずは自分で考え、行き詰まったら周りを頼る」という風土が浸透しているため、安心して挑戦することができました。今では1人で1台を任され、できることが増えていく自分自身の成長を実感しています。
自分の手で「品質」を守り抜く。
その手応えが、毎日の充実感に変わります。
私の入社理由は、知人から「職場の雰囲気が良く働きやすい」と聞いたことでした。学生の皆さんは、ぜひ働きやすさとやりがいの両方を大切にして会社を選んでください。私の部署は、まさにそれを実感できる環境です。
スケールの大きい建設機械と向き合い、自分の目と手で安全を確認し、世の中に送り出す。その過程で直面する課題を解決し、不具合を未然に防ぐことができた時、大きな達成感を得られます。仕事のやりがいを求める人にとっても、日本車両は最高のフィールドだと思います。
休日の過ごし方
休日はバイクでツーリングに行くのが最近の楽しみです。車とは違い、風とスピード感を体全体で感じることができ、爽快感がありとても楽しいです。
行った先で友人とおいしいお店を探すのも楽しみの一つです。
他には、ジムに通っており、最近は扱える重量が上がっていくのが快感でベンチプレス100㎏達成を目標に筋トレに励んでいます。