※平成21年 6次車より外部カラー帯をコーポレートカラーのブルーに変更しイメージを一新、 車内も混雑緩和のため、それまでのセミクロスシートからロングシートに変更されました。
2009.03
このたび、愛知環状鉄道鞄a向けの2000系電車(6次車)が完成しましたのでご紹介します。 第3セクターの愛知環状鉄道殿は、東海道本線岡崎駅と中央線高蔵寺駅との間(45.3q)を結ぶ路線を運行されており、2005年の日本国際博覧会「愛・地球博」では主要なアクセスルートと位置付けられ、その輸送には2000系電車が重要な役割を担いました。その後も沿線企業、沿線自治体が自動車通勤から公共交通機関への転換を推進した効果や、沿線企業の盛んな産業活動を背景に、順調に利用客が増加しているとのことです。
今回新造した2000系電車(6次車)は2002年度以降納入している従来車と比べ、外観や内装を一部変更しております。 外観としては、構体は従来車と同一ながら、今までグリーンを基調とした「毛筆体」をあしらったイメージから、愛知環状鉄道殿のコーポレートカラーのブルーを基調とした帯をシンプルに配置して、イメージを一新しスピード感のあるデザインとしています。
内装はシート配置が大幅に変更され、従来車のセミクロスシートからロングシート(ただし、便所の前はクロスシートのまま)となり、朝夕のラッシュ時に配慮した配置となっております。また、外観デザインの変更に合わせ、シート地の色柄や床材の色彩も一新しました。
バリアフリー関係の車内設備としては、従来車から設置している身障者対応トイレや車椅子スペースに加え、ロングシート腰掛部に握り棒(スタンションポール)を設置、また、出入口部の床にはコントラストを付けるため、黄色のウェーブ敷物を配置しています。
本車両は2009年3月14日のダイヤ改正から営業に投入され、主にシャトル列車(新豊田〜三河豊田間)及び通勤時間帯の2両編成列車として運用されています。