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近年、環境への配慮や土地資産価値評価基準の見直しにより、住宅などの小規模な地盤改良工事において、砕石を用いる地盤改良工法が増加しています。
従来の地盤改良工法では、様々な人工物が地中に埋め込まれますが、これら人工物は、年月が経つにつれて劣化する可能性があります。人工物とは違い、もともと自然界に存在している「石」から作られる「砕石」は、長期的にその強さを保ち続けます。(歴史的な建物の地盤改良工事では石が使われています。) また、天然の砕石しか使用していないので、土壌汚染や環境破壊など周辺地域への悪影響を起こさず、産業廃棄物として扱われないため将来取り除く必要がありません。
砕石地盤改良工法においては孔壁崩壊、施工品質不安定化など施工上の懸念事項がありますが、日本車両では小型杭打機DHJ08をベースに、これらの課題をクリアした砕石地盤改良装置が搭載可能な機種を開発しました。
●「砕石」だけを使う地盤改良工法。人工物とは違い、もともと自然界に存在している「石」から作られる「砕石」は、長期的にその強さを保ち続けます。
●東日本大震災で液状化した地域において、地盤の締固め効果、排水効果など、施工の効果が確認されています。
●砕石地盤改良装置は本体に対し「アタッチメント式」で構成されており、装着・取り外しが可能です。
●施工状態はモニター画面で容易に確認でき、初めて地盤改良機を操作される方でも簡単に操作できます。また、砕石締固め作業は自動運転が可能で、操作が更に簡単になるとともにオペレーターへの負担を大幅に軽減しています。
オフロード法(3次基準値)に適合したクリーンなエンジンを搭載し、低騒音型建設機械の基準値も満たしています。
国土交通省環境認定機種 排出ガス対策型エンジン搭載
近隣住宅地での施工にも配慮、国土交通省の定める低騒音型認定