2011.06
新幹線ロングレール輸送用機関作業車
この度、JR東海殿に新幹線ロングレール輸送用機関作業車を納入しましたのでご紹介します。
これまで、新幹線ロングレール輸送車は平成6年に納入され、機関作業車2両と中間作業車15両の編成で、浜松レールセンタから東京−新大阪間のレール交換の現場にロングレールを運搬し、交換後の古いレールを回収して持ち帰る作業を担っています。
この度、機関作業車の老朽化と補給部品の入手の問題から更新することになり、レールガイドウエイ・台車・保安装置を含め当社が中心となり、東芝殿と協力して製作、納入しました。
主要諸元を表に示します。
全長×全幅×全高 | 18500mm×3400mm×4470mm | |
運転整備重量 | 94.2t | |
軸配置 | B−B−B | |
運転速度 | 70 km/h(最大 95 km/h) | |
作業速度 | 3〜6 km/h | |
最大引張力 | 187 kN | |
ディーゼル機関 | 水冷4サイクル,排カガス2次対応 | 783 kW/1800 rpm×2 |
主発電機 | 回転界磁式ブラシレス同期発電機 | 760 kW×2 |
主電動機 | かご形誘導電動機 | 190 kW×6 |
主変換装置 | ダイオード整流IGBTインバータ装置 | 540 kW×2 |
ブレーキ装置 | 電気指令式空気ブレーキ |