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特長|作業工程|切削実績|実力の理由|チュービング装置カタログCADデータ

厳しい施工条件でも安全かつ高能率に施工・オールケーシング工法

大口径・大深度掘削を可能にする”スーパートップ工法”(オールケーシング工法)

ハンマグラブとケリーバ式バケットの両方を使い分ける「二刀流」振動・騒音レベルを最小限に抑える工夫です。

【新製品】狭小現場の施工に大口径かつ低空頭・軽量モデルRT-250L

 

スーパートップ工法とは、場所打ち杭工法のひとつで、全回転チュービング装置により、ケーシングを全回転させながら、押込み圧入する工法です。 スーパートップ工法に使用される全回転チュービング装置RTシリーズは、クラス最大級の高トルクとクサビ型チャック機構により、高い切削能力をもち、転石のある地盤や旧構造物の鉄筋コンクリート基礎がある地盤など、従来は難しいとされていた施工条件下においても安全かつ高能率で、大深度、大口径の施工が可能な工法です。日本車両で昭和62年に開発され全国で5000件以上の施工実績のある信頼の技術です。

 

スーパートップ機の優れた機能

困難なオールケーシングの大深度掘削を安全に施工するためには、高い鉛直精度を維持しながらケーシングを押し込む機能「チャック装置」の信頼性が大きなポイントになります。スーパートップ工法に使用される日本車両の全回転チュービング装置(RT)は、特許取得のくさび形チャック装置とクラス最大級の回転トルク・引抜力を持っています。

また岩石の効率的・経済的な切削をめざして、ビット荷重を一定の値に保持することが可能な、マイコン内蔵のケーシング押し込み自動制御機構(B-CON 機構)を開発しました。

機能名称

機能解説

対象機種

B-CON 機構

ケーシング長、周面摩擦抵抗の増減に関わらず、常時任意(一定)のビット荷重を自動調整、ビットの過負荷防止

標準装備
RT-200AU・V
RT-200H> RT-260H
RT-260HS
RT-300U
RT-300H

自動水平機構

水平ジャッキを調整し、掘削機の水平を自動調整

パワーアップ機構

引抜力、トルクの最大値を短時間、約15~20%増大させ、周面摩擦増大時に緊急脱出

自動上下機構

岩盤削孔時、切粉排出のためにケーシングを自動上下運転

自動揺動機構

夜間休止時、生コン打設時等、ケーシングの周面摩擦軽減のために自動揺動運転

施工管理装置

掘削深度、トルク、掘削時間、ビット荷重、鉛直精度などの施工データのモニター及びプリントアウト

オプション装備
RT-200AU,(V)(H)
RT260H(HS)
RT-300,(U・H)

サブチャック

メインチャック解放前にケーシングを保持し、ケーシングの不意の落下防止

RT150A以外にオプション装備


【クサビ型チャック機構:特許】 

コンパクト設計 
すべてのスーパートップ機はクサビ型チャック機構とコーンベアリング、さらに同一軸上に配置したスラストシリンダ・水平ジャッキシリンダ(除RT-150LC、RT-200L)など、全巾(W)を限りなく短くする配慮がなされています。敷地境界線に接近した杭施工・障害物撤去工が可能になりました。

クサビ型チャック機構の利点
バンド式チャック機構と比較してチャックの位置に関係なくケーシングの締付が可能です。また高い鉛直精度やケーシングの引抜き抵抗が大きくなるほどチャック力が増大するなど、優れたチャック性能が本機構の大きな特徴のひとつです。

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