特長|作業工程|切削実績|実力の理由|チュービング装置|カタログ|CADデータ
厳しい施工条件でも安全かつ高能率に施工・オールケーシング工法
近年、大型構造物や橋梁、鉄塔などの老朽化などにより、メンテナンスの必要性が増しています。
現状の構造物を維持するだけでなく、再開発や建替え工事なども増加していますが、既存の構造物に使用された、基礎杭のほか、様々な地中構造物なども、新たな工事の障害となります。
新たに工事を行なう場合、地中の障害物にどう対処しながら工事が進められるか?地中障害物の種類や、サイズ、強度などによって、工事進捗や工事費用に大きく影響します。
都市の再開発プロジェクト、橋梁や鉄塔などの建替工事など、近年、鉄筋コンクリート基礎・PCパイル・H鋼杭・鋼管杭などの障害物が取り残されたままの地盤をケーシングによる掘削することが頻繁に行なわれています。
ケーシングのカッタビットは鉄筋やH鋼などが切削できますが、重要なことはこれらの障害物を確実に切削しながらケーシングを押し込むことです。過大な押込力によりカッタビットが障害物に食い込み、その回転反力で本体が振り回されると、杭芯がずれることがあります。B-CON機構により回転トルクを制御することで、その危険性は少なくなります。