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2012.10

ジオメイトシリーズ(小型杭打機)DHJ-45

これまで小型杭打機の最上位機種として高スペック・ハイパワーかつコンパクトなDHJ-25を販売し、順調に販売実績を伸ばしているジオメイトシリーズの兄貴格として、この度、さらに一回り大きく安定性、施工能力をアップしたDHJ-45を開発いたしました。

  サイズは大きくなったものの、輸送時機体幅2800mm、長さ11990mm、高さ3080mm、質量32tonとコンパクトな輸送姿勢、かつリーダを取り付けたままトレーラ輸送でき、現場での組立分解作業を短縮することが可能です。オーガ昇降はDHJ-25と同様のラック&ピニオン方式を採用しており、リーダの組立、分解やオーガの脱着作業が容易に可能です。

  本体能力に付いては、高出力エンジン(284PS)と大容量ポンプ(Max260L/min×2機)を搭載し、さらに4倍可変の大容量油圧モータを採用しました。これによりオーガトルク、回転数の可変域がより広範囲となり、クラスを超えたフロント性能であったDHJ-25をさらに上回る性能となりました。

この可変域内にてトルク重視の鋼管埋設仕様と、回転数重視の地盤改良仕様などのフロント装置を選択する事が可能となっています。また、フロントの仕様によりオーガ昇降ストロークも大幅に広がり、特に地盤改良仕様の場合は、最長21m(同17m)の改良が可能となりました。オーガ昇降力においては、DHJ-25に比べ1.5倍の30ton、昇降スピードも1.3倍の最大12.7m/minにアップし、長尺における作業効率が格段に向上しました。

試験施工@ 試験施工A

東日本大震災以降、建築・土木における基礎の重要性に改めて注目が集まっています。  近年の建築・土木基礎においては基礎杭の大型化が進行する中で施工の高効率化が求められており、杭打機本体の施工能力を増強しながら同時に小型化を要求される状況にあります。

 これら相反する要求を高水準で実現すべく、当社では小型杭打機ジオメイトシリーズの新たな最上位機種として、DHJ-45を開発、納入致しました。作業装置の分解、組立作業が容易な小型杭打機の特徴はそのままに、大容量油圧ポンプ、油圧モータ等を搭載することで大幅な性能向上を図り、車体の開発には三次元解析を活用し、車体を極力軽量化しながら強度を大幅に向上させました。 その結果、大型三点式杭打機にも迫る高性能を実現しています。  環境面においても、オフロード法に対応した地球環境にやさしいクリーンエンジンを搭載し国交省指定低騒音型建設機械の基準値もクリアしています。  当社の技術を結集したこのDHJ-45は過日フジテレビ系番組「ほこXたて」内企画「最強重機綱引き決定戦」に登場し、見事優勝し、話題になりました。  当社は基礎機械国内N o . 1メーカーとして培った技術を基に、国土の足元を支える建築・土木基礎技術の発展を通じて更なる安全かつ安心な社会基盤の構築に今後も貢献してまいります。

 

 

この当社の技術が結集し完成したDHJ-45の初号機はTV放送された「ほこ×たて」に出演し「最強つな引き重機決定戦」にて見事優勝いたしました。つな引きという本来の施工能力とは異なる戦いでの優勝となりましたが、当社の技術力の高さをアピールすることができました。当時の模様は「フジテレビ系「ほこ×たて」出演報告」として掲載されておりますのでご覧ください。 今後も更なる新機種の投入や開発を継続して行い、業績向上に寄与して参りたいと思います。

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