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アルゼンチンで活躍する日車製電車

 日本から18,000kmの彼方、ほぼ地球の反対側に位置するアルゼンチン。ゴールデンウィークに片道34時間かけてアルゼンチンを旅行した際、首都のブエノスアイレスにて日本車両製の電車が元気に走る姿を見ることが出来ましたので、その様子を紹介します。

 1960〜80年代にかけて当社はブエノスアイレス向けに多くの電車を輸出し、現在でも2路線で主力車両として活躍しています。このうち、ブエノスアイレスの中心部とベッドタウンを結ぶロカ線では、朝夕のラッシュ時は日本の通勤電車のように混みあい、列車も数分間隔でひっきりなしに運行されています。

 車両を観察してみると…ありました!「1984 NIPPON SHARYO JAPON(ハポン)」と刻まれた製造銘板が。

 製造から30年以上経過してもなお、首都の大動脈を自社製の電車が支えていることに嬉しさと誇りを感じました。 せっかくなので、始発から終点まで乗り通してみました。車内は時折、物売り商人や楽器を演奏してチップを集める人が回ってきて賑やかな雰囲気。そして何よりも驚いたのが、乗客の席の譲り合いの精神が日本以上に根付いていること。お年寄りや妊婦、子供連れの客がいたら自分から席を譲るのは勿論、第三者の立ち客が座っている客の肩をたたいて「この方に席を譲ってあげなさい」と言っている光景も何度か目にしました。

  ブエノスアイレスで活躍する日車製電車は、現地向けに直接納めた車両だけに留まりません。ブエノスアイレス地下鉄では、名古屋市営地下鉄東山線や名城線、東京の地下鉄丸ノ内線で運行されていた車両が第2の人生を送っており、その中に日車製の車両も数多く含まれています。これまでに日本から200両余りの中古車両がブエノスアイレスへと渡り、さらに今年中に新たに30両がデビューする予定です。名古屋市営地下鉄から渡った車両は、現地で「Nagoya」(スペイン語で「ナゴシャ」)と呼ばれて親しまれています。車内を見渡すと、「禁煙」や「乗務員室」等の日本語表記もそのまま。かつて日本で乗っていた車両と地球の反対側で再会でき、感慨深かったです。

 主要駅のプラットホームには、キオスクも充実しています。中でもお勧めなのが、アルゼンチンのジャンクフードの「チョリパン」。フランスパンに厚いチョリソーを挟んだ食べ物ですが、チョリソーを店内で焼いており、ホームに降り立つと漂ってくるそのジューシーな香りがたまりません。すっかりチョリパンの虜になり、滞在中に何度も食べてしまいました。皆さんも是非、ブエノスアイレスで日車製の電車に乗り、チョリパンを噛みしめ、ヨーロッパのような美しい街並みが続く車窓を眺めてみてください。  「ブエノスアイレス」とはスペイン語で「良い風」、すなわち「順風」を意味します。日車製の電車が、いつまでも順風満帆にこの地で元気に活躍してくれることを願いたいです。 

 



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