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  • 中東ヨルダンの鉄道
    ヨルダンにも鉄道があります。歴史好きには「ヒジャーズ鉄道」という言葉で十分かもしれません。これは、イスラム教徒にとって人生の義務であるメッカ巡礼のための鉄道として、ダマスカス(シリア)―メディナ(サウジアラビア)間に建設された鉄道です。当時中東の支配者であったオスマン帝国が建設し、1908年にメディナまで開通しました。1914年に始まる第一次大戦で多くが破壊されたものの、ヨルダン国内では今も貨物輸送や観光に活用されています。
  • 日本製の蒸気機関車
    ヨルダンの鉄道では、今も貸し切りのみ非定期ですが日本製の蒸気機関車が走っています。ある日、ヨルダンのとある場所で、静態保存の蒸気機関車が眼に入りました。よくよく見ると、そこには「日本車輌」の文字が!
  • 100名以上の在留邦人が集合
    ヨルダンで活躍する歴史好き、鉄道好きの日本人の心がひとつになり、日本製蒸気機関車を貸し切り、ヨルダン悠久の歴史と日本製機関車の勇姿を目にする旅が企画。100名以上の在留邦人が集合。 駅では給水のため30分ほど停車、かつての日本では各駅に給水施設がありましたが、ヨルダンにはそのようなものはなく、給水車がタンクローリーで駆けつけています。
  • 「今日は日本製だから何も心配要らないさ」
    ヨルダンではMade-in-Japanの評判が大変良いですが、機関士達も、「今日は日本製だから何も心配要らないさ」と楽観的でした。実際に走り出すと、車内から歓声が上がります。 60年以上前に作られた日本製機関車が今も動くこと、歴史的に重要なヒジャーズ鉄道に乗車できたこと、100名を超える多くの同胞が集まったこと、参加者の胸にはひとしきりの感慨が去来しました。
  • 先人たちの心意気に感動
    今回の企画は、偶然にもヨルダンに鉄道好き、歴史好きの者が集まり実現しました。遠い異国ヨルダンで日本製蒸気機関車に乗れると誰が予想したでしょうか。 齢60年以上の機関車を日夜保守しているヨルダンの鉄道関係者に感謝を示すとともに、なにより、この機関車を日本で造った先人たちの心意気に感動せずにはおれません。

鉄道写真館 【中東ヨルダン・遥か異国で見つけた日本車両製蒸気機関車】

 中東(?)、ヨルダン(?)、日本製機蒸気関車(?)、このテーマを見た皆様の頭上には大きなクエスチョンマークが浮かんでいるのではないでしょうか。遥か彼方の異国、ヨルダンで走る日本製(日本車両製)蒸気機関車の旅について、紹介します。

  ヨルダンで発見!日車製SLの旅 中東ヨルダン・遥か異国で見つけた日本車両製蒸気機関車>

 

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