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建設工事で一般的に使用する可搬型発電機は、エンジンを使用しているため、継続的な騒音が排風箇所等から発生します。このエンジン音は、下のグラフの通り、200Hz以下の周波域において突発的な強度の強い騒音となる性質があります。これまでの防音シートや吸音材などの一般的な騒音対策製品では、200Hz以上の周波域の騒音は低減できますが、それ以下の周波域に発生する”とげ”のような突発的に高い強度の騒音対策は困難でした。 Nミュータンでは、ANCシステムを吸音ダクトに組み込み、消音器と組み合わせることで、この”とげ”のような突発的に高い強度の騒音を抑制し、周波数域全体の騒音を抑制できます。
@本製品をエンジン騒音が発生する排風箇所に設置することで200Hz以下 の周波域に発生する特徴的な騒音が抑制できます。
A吸音ダクトによって、200Hz以上の周波域帯の騒音も大きく低減します。
Active Noise Controlの略で騒音(ノイズ)に対して能動的に音をぶつけて低減させる技術です。つまり「音で音を消す技術」となります。ヘッドフォンや車などにも使われています。
波の干渉現象を用いて音を小さくしています。騒音と逆位相の音をぶつけ、音波干渉を起こすことで騒音が小さくなります。音の振幅まできっちり合わせることができれば、完全に音を消すことも可能です。
一般的に使用される防音シートなどの騒音対策製品が苦手としていた200Hz帯以下の消音を得意としています。
騒音源から発せられる騒音を含んだ排風は、ダクト内の吸音材を通過することによって、200Hz以上の周波域の騒音を低減します。
”とげ”のような騒音の周波数が変化しても、制御コントロールシステムにより、瞬時に判断できるため、”とげ”を追従して騒音を低減します。
・ダクト内の温度・風速等の変化に自動的に追従し常に最適な消音性能を維持します。
・ダクトへの打撃等による突発的な騒音・振動といった外乱が発生した時も、評価マイクで検出した信号を解析し、正常制御に復帰する自動復帰機能を持っています。
・高周波域の騒音は、ダクトの吸音材により騒音レベルが低減できます。
・低周波域の特徴的な騒音は、ANCとダクトにより騒音レベルが低減できます。
・排風出口におけるANCシステムの騒音低減効果はOA(オーバーオール値)で12.7[dBA]となりました。
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