関東地方整備局富士川砂防事務所(以下、同事務所)より受注し、平成31年2月に竣工した「広河内第二橋梁工事」が、優良工事表彰(難工事功労)として同事務所から表彰されました。
本工事は山梨県南巨摩郡早川町奈良田の富士川水系早川の支川である広河内川を跨ぐ、橋長 62.5mの単純箱桁の橋梁で完成後は上流の砂防ダム建設用の工事道路の一部となります。
工事現場は赤石山脈(通称:南アルプス)の麓の山梨県道37号線から道幅の細い林道を約2km入った標高が1,000mを超える箇所に位置し、冬季は積雪により工事ができなくなることに加えて架設用の大型クレーンの作業スペースも確保できない施工条件から「ケーブルエレクション直吊架設工法」という特殊な架設工法を採用するなど高度な施工技術を必要とする難度の高い工事でした。また、工事期間中は襲来した台風により林道や工事用道路が被害を受けて通行止めとなるなど自然災害にも度々見舞われました。
このような大変厳しい条件の中でも、安全第一に工事を進め、無事故で工事を竣工させたことが、同事務所から社会条件やマネジメント特性の厳しい工事にもかかわらず秀でた技術力と旺盛な責任感をもって工事を完遂したとして高く評価されました。
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